賞・顕彰

受賞作品紹介

おんなの女房
蝉谷めぐ実
出版社: KADOKAWA
1992年7月23日、大阪府豊中市生まれ。30歳。早稲田大学文学部で演劇映像コースを専攻、化政期の歌舞伎をテーマに卒論を書く。広告代理店勤務を経て、現在は大学職員。2020年『化け者心中』(KADOKAWA)で第11回小説野性時代新人賞を受賞し、デビュー。2021年、同作で第10回日本歴史時代作家協会賞新人賞、第27回中山義秀文学賞を受賞。2022年『おんなの女房』(KADOKAWA)で第10回野村胡堂文学賞受賞、第13回山田風太郎賞候補。
NEWS
- 2023.03.02第44回(2023年)受賞作品が決まりました。
- 2023.02.02第44回(2023年)候補作品が決まりました。
- 2022.03.02第43回(2022年)受賞作品が決まりました。
- 2022.02.03第43回(2022年)候補作品が決まりました。
- 2021.03.02第42回(2021年)受賞作品が決まりました。
- 2021.02.02第42回(2021年)候補作品が決まりました。
- 2020.03.02第41回(2020年)受賞作品が決まりました。
- 2020.01.28第41回(2020年)候補作品が決まりました。
- 2019.03.04第40回(2019年)受賞作品が決まりました。
- 2019.01.30第40回(2019年)候補作品が決まりました。
- 2018.03.01第39回(2018年)受賞作品が決まりました。
- 2018.01.30第39回(2018年)候補作品が決まりました。
賞規定
吉川英治文学新人賞の主旨と要項
公益財団法人吉川英治国民文化振興会は、日本の典型的な国民文学作家として、広く読者に親しまれ尊敬されてきた、故吉川英治の偉業を記念して設立されたもので、故人が生前ひそかに希い続けていた遺志をうけて、昭和42年以来「吉川英治文学賞」と「吉川英治文化賞」を設定してきました。この2賞に加えて、昭和55年より「吉川英治文学新人賞」、平成28年より「吉川英治文庫賞」を新たに設けました。
- 対象作家毎年1月1日から12月31日までに、新聞、雑誌、単行本等に優秀な小説を発表した作家の中から、最も将来性のある新人作家に贈呈します。
候補作家の選出に遺漏のないよう、作家、画家、批評家、および各出版社の編集長、新聞社学芸部長・文化部長、ラジオ・テレビ・映画関係者、一般文化人等数百名の方々に文章で推薦を依頼します。
推薦された作家は、別に定める本会の実施委員によって整理のうえ、数名を審議対象として選考委員会に提出します。 - 選考委員会選考委員会ならびに発表は3月上旬に行います。
選考委員は合議によって受賞者を決定します。 - 賞正賞 賞牌
副賞 金100万円
選考委員
朝井まかて
大沢在昌
京極夏彦
辻村深月
村山由佳
候補作品
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作品名作者名出版社発売日
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ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒集英社2022年5月刊
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おんなの女房蝉谷めぐ実KADOKAWA2022年1月刊
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プリンシパル長浦 京新潮社2022年7月刊
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汝、星のごとく凪良ゆう講談社2022年8月刊
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方舟夕木春央講談社2022年9月刊
過去の受賞作品
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回/年作品名作者名出版社
- 「残月記」小田雅久仁双葉社
- 第42回/2021年「オルタネート」加藤シゲアキ新潮社
- 第41回/2020年「八本目の槍」今村翔吾新潮社「スワン」呉 勝浩KADOKAWA