野間賞

野間文芸賞

第77回受賞作品が
2024年11月5日に決定しました!

受賞作品紹介

中村文則
出版社:講談社
刊行日:2023年10月刊

受賞者紹介

中村文則

1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年「銃」で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』(新潮社)で第26回野間文芸新人賞、05年「土の中の子供」で第133回芥川龍之介賞、10年『掏摸スリ』(河出書房新社)で第4回大江健三郎賞を受賞。『掏摸スリ』の英訳版『THE THIEF』が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」で2012年の年間ベスト10小説に選ばれる。『悪と仮面のルール』(講談社)の英訳版『EVIL AND THE MASK』が同紙で2013年の年間ベスト10ミステリーに選ばれる。14年、米国のDavid L. Goodis賞を受賞。16年『私の消滅』(文藝春秋)で第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞など。
他の著書に『何もかも憂鬱な夜に』(集英社)、『去年の冬、きみと別れ』(幻冬社)、『教団X』(集英社)、『あなたが消えた夜に』(毎日新聞出版)、『R帝国』(中央公論新社)、『カード師』(朝日新聞出版)など多数。エッセイ集に『自由思考』(河出書房新社)、対談集に『自由対談』(河出書房新社)がある。

NEWS

  • 2024.11.5

    第77回(2024年)受賞作品が決定しました。

  • 2023.11.6

    第76回(2023年)受賞作品が決定しました。

  • 2022.11.4

    第75回(2022年)受賞作品が決定しました。

  • 2021.11.4

    第74回(2021年)受賞作品が決定しました。

  • 2020.11.2

    第73回(2020年)受賞作品が決定しました。

  • 2019.11.6

    第72回(2019年)受賞作品が決定しました。

  • 2018.11.5

    第71回(2018年)受賞作品が決定しました。

  • 2017.11.10

    第70回(2017年)受賞作品が決定しました。

賞規定

野間文芸賞の主旨と要項

一般財団法人野間文化財団は、講談社の初代社長野間清治の遺志により設立され、社会公益に資する事業を行っております。野間賞もその一つで、その中の野間文芸賞は、昭和16年に創設されましたが、戦後一時中断、昭和28年に復活して今日に至っています。

  • 対象作品

    小説・戯曲・評論・その他で、前年9月1日から当年8月31日までに新しく発表された作品の中から、優秀作を選びます。

  • 選考委員会

    選考委員会ならびに発表は11月上旬に行います。選考委員は合議によって受賞者を決定します。

  • 正賞 賞牌 / 副賞 金300万円
    • 候補作品は、作家、画家、批評家及び各出版社の編集長、新聞社学芸部長・文化部長、ラジオ・テレビ・映画関係者、一般文化人他の方々から、ご推薦をいただきます。
    • 推薦された作品は、別に定める本会の実施委員会によって整理の上、選考委員会に提出します。
    • 選考委員会は合議によって該当作品を決定します。
    • 賞贈呈式は12月下旬に行います。

選考委員

  • 選定委員画像
    奥泉 光
  • 選定委員画像
    佐伯一麦
  • 選定委員画像
    多和田葉子
  • 選定委員画像
    町田 康
  • 選定委員画像
    三浦雅士

過去の受賞作品

回/年 作品名 作者名 出版社
第77回/2024 中村文則 講談社
第76回/2023 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ 川上弘美 講談社
第75回/2022 ヒカリ文集 松浦理英子 講談社
第74回/2021 天路 リービ英雄 講談社
第73回/2020 小箱 小川洋子 朝日新聞出版