文芸(単行本)作品一覧

空へ向かう花
文芸(単行本)
話題の作家、注目の最新書き下ろし登場! 心に闇を抱えた少年と少女。彼らが直面する現実は想像以上に厳しいものだった。揺れる世代の内面を、優しい筆致で描いた、小路幸也最新傑作登場!

推理日記PART11
文芸(単行本)
ミステリー界の重鎮が語る推理小説批評 逢坂剛氏『道連れ彦輔』、東野圭吾氏『使命と魂のリミット』、海堂尊氏『螺鈿迷宮』、真保裕一氏『最愛』などのミステリー話題作を鋭く論じる辛口評論集。

京女殺人法廷-裁判員制度元年
文芸(単行本)
裁判員になった素人たちが京都の難事件を! 京都のタレントが殺された事件を初の裁判員制度で選ばれたタクシー運転手、食堂の親父や主婦などが扱うことになった。自白していた犯人が裁判冒頭に爆弾発言して。本格社会派ミステリー!
裁判員になった素人たちが京都の難事件を! 京都のタレントが殺された事件を初の裁判員制度で選ばれたタクシー運転手食堂の親父や主婦などが扱うことになった。自白していた犯人が裁判冒頭に爆弾発言して。

「なつめ」の流儀 一流の条件、おもてなしの極意
文芸(単行本)
伝説のマダムが初めて教えるおもてなしの心 名古屋にある「なつめ」。知られざる、「夜の商工会議所」とまでいわれる名門クラブのオーナーマダムが、初めてその真髄を語った、伝えたい「おもてなしの心」。

ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上)
文芸(単行本)
『ひぐらしのなく頃に解』ついに始動! 『ひぐらしのなく頃に解』、いよいよスタート。何度も繰り返し悲劇を見てきた古手梨花の眼を通して、雛見沢にまつわる「オヤシロさまの祟り」の核心に迫る!

クロク、ヌレ!
文芸(単行本)
期待の女流作家、注目の最新作! 謎の死を遂げた流行作家ジョー・小森。彼の半生を追っていくうちに、ある人物に出会う。そこから、彼の死の謎が・・・・。天才作家と奇才画家の奇妙な友情。

きのうの世界
文芸(単行本)
失踪した男は遠く離れた場所で殺されていた 塔と水路の町にある「水無月橋」。霜の降りるような寒い朝、殺人事件が起こる。バス停に捨てられていた地図に残された赤い矢印は……? 恩田陸待望の新刊。

失われた季節に
文芸(単行本)
“あの日の失敗を”いまだにひきずっているすべてのバカオヤジたちへ
乱歩賞作家が描く「恥ずかしすぎる青春時代」ミステリー
保健室の先生・マリアの失踪とサッカー部の親友・枡田洋介の死。高校3年の夏、最後の宮城県地区予選大会であっさり敗北した直後に、牧一馬の周囲でふたつの事件が起きた。暇をもてあますばかりの友人たちと真相を探りはじめたものの、何もつかめない。
東京の大学に進学した青年が2年後に知る真実、父親になった中年が息子に語る想い。
何度も間違えて、それでも大人になって――

劇場版 空の境界 第三章「痛覚残留」 画コンテ集
文芸(単行本)
アニメーション新時代の扉を開く傑作(マスターピース)、戦慄のバトルシーン!
かつて誰もが映像化は不可能だと断じた奈須きのこの大ヒット小説、『空の境界 the Garden of sinners』を、全7章・全7部作として完全映像化!ufotableによる至高の映像詩編、『劇場版 空の境界』の第3章――「痛覚残留」の画コンテを講談社BOXとアニメスタイルの共同編集によって1カット残らず完全収録!
<巻末インタビュー>
「痛覚残留」監督・小船井充
奈須きのこの“新伝綺”ワールドが縦横無尽に駆けめぐる映画(フィルム)の奔流!

りべんじゃー小戦争 ~まち封鎖
文芸(単行本)
期待の新人、小柳粒男が“化ける”第二作! デビュー作、『くうそうノンフィク日和』から3ヶ月。テンポ良く放たれる衝撃の第二作。これぞゼロ年代に放たれた、『気分はもう戦争』?

偽物語(上)
文芸(単行本)
大人気『化物語』シリーズ、待望の最新作! 阿良々木暦の青春は、常に怪異と共にある!?前作からの主要キャラに、今度は暦の二人の妹-ファイヤーシスターズ-が加わって大暴れ!シリーズ待望の最新作!

どちらかが魔女 森博嗣シリーズ短編集
文芸(単行本)
作家・森博嗣の軌跡がここにある。 講談社刊行書籍1000万部突破記念! 著者自身がセレクトした「S&Mシリーズ」豪華短編集!!

僕は秋子に借りがある 森博嗣自選短編集
文芸(単行本)
作家・森博嗣の軌跡がここにある。 講談社刊行書籍1000万部突破記念! 著者自身がセレクトした豪華短編集!!

一心斎不覚の筆禍 物書同心居眠り紋蔵
文芸(単行本)
好評シリーズ「窓ぎわ同心」捕物帳の第九弾 不動岩が急死し、養子の文吉と勘太が戻ってきた。理由ありの二人は、手習塾で因縁をつけられ、女性だけの塾に通うのだが―。紋蔵の周りは相も変わらず難題ばかり

狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎
文芸(単行本)
「正宗」はいなかった。 江戸は芝日陰町。奉行の家に生まれながら、刀に惚れて刀剣商に婿入りした光三郎が、持ち込まれた刀を目利きする──武士と名刀の因縁を描く、傑作時代小説

ctの深い川の町
文芸(単行本)
「何もかもが嫌だ」40男が遁走した先は、急行で40分のビミョーな郊外(ふるさと)。
誰も待つ人のない故郷で、就いた仕事は<ノーブル交通>の運転手。“貴族風”の制服に身を包み、低スピードで走る。この市(まち)の地理は知ってる。が、郷愁は、ない。
第139回 芥川賞候補作
伊佐山は、中学で同級生だった男である。<ノーブル交通>に面接に行ったら、この男が出てきた。……これをコネと呼ぶのかどうかは知らないが、ともかくも不採用にはならなかった。わたしは、だいぶ、投げやりな態度で面接に臨んでいたのである。荷物が燃えたので普段着であった。もし何か言われたら、赤帽炎上をネタにして弁明するつもりであった。あわよくば温情によって採用されることも、いくらかは当て込んでいた。もちろん、うれしくなるほど惨めに追い払われることも、また。――<本文より>

仮の水
文芸(単行本)
日本文学者リービ英雄が見つめる中国の現在 中国の内部にあるアジアの姿に魅入られた「かれ」は、リムジンに乗って大陸を旅する。ユダヤの血、アジアの現在、越境する言葉、揺れ動く中国の現在を描く小説集

野球の国のアリス
文芸(単行本)
野球が大好きな少女アリスの不思議な物語! 現代のアリスが語る、不思議な不思議な物語。一体どんな世界に連れて行ってくれるのか。北村薫が紡ぎ出す、珠玉の物語がついに登場です!

誘拐児
文芸(単行本)
第54回江戸川乱歩賞受賞作
昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。
緊迫の推理。かつてなく切ないラスト。圧倒的筆力で描く興奮、そして涙。
終戦翌年の誘拐事件。身代金受け渡し場所、闇市。犯人確保に失敗。そして15年後、事件がふたたび動き出す――。人間の非情と情愛を見つめる魂の物語。
選考委員、大沢在昌氏、東野圭吾氏、推挙!
●大沢在昌氏「昭和36年という舞台を描いて、無理を感じさせないその筆力に、まず可能性を感じた。」
●東野圭吾氏「文章、ストーリー、人物描写、すべてが安定している。場面転換も巧みで、読者を飽きさせない。」

訣別の森
文芸(単行本)
第54回江戸川乱歩賞受賞作
乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー!
ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。
怪我人は、自衛隊時代にかつて愛した部下・一恵だった。
その夜、一恵は入院先から姿を消した――。
課せられた「使命」と「魂の絆」の挟間で、男たちが咆哮する!
選考委員・内田康夫氏、恩田陸氏、天童荒太氏、絶賛!
内田康夫氏 ドクターヘリ、自衛隊、知床の自然環境保護問題などを
巧みに絡めており面白い。最上級の作品だ。
恩田陸氏 スケール感があって目に情景が浮かび、
登場人物に魅力を感じた。
天童荒太氏 伏線を巧みに引けるし、ディテールの書き込みも緻密。
面白く物語る力は、頭ひとつ抜けていた。