講談社文庫作品一覧

銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談
講談社文庫
美男探偵3人組?いいえ実は○×△□です!
見たところ20代後半の爽やかな青年・座木(くらき・通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの3人が営む深山木(ふかやまぎ)薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?謎解きはあくまで本格派をいく第11回メフィスト賞受賞作。
たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜にして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった!薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む!

ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ
講談社文庫
嵐による土砂崩れで奇怪な洞窟に閉じ込められた≪あかずの扉≫研究会のメンバーを襲う連続殺人。作中で示される≪ダイイング・メッセージ講義≫に倣うかのように、不可解な文字と言葉が連発される。死者たちを結ぶ≪神々の黄昏(ラグナロク)≫神話の根源を読み解け! 本格推理の王道をいく、堂々の超技巧派ミステリー! (講談社文庫)
死者の言葉(ダイイング・メッセージ)が乱れ飛ぶ超技巧派ミステリー!
嵐による土砂崩れで奇怪な洞窟に閉じ込められた≪あかずの扉≫研究会のメンバーを襲う連続殺人。作中で示される≪ダイイング・メッセージ講義≫に倣うかのように、不可解な文字と言葉が連発される。死者たちを結ぶ≪神々の黄昏(ラグナロク)≫神話の根源を読み解け! 本格推理の王道をいく、堂々の超技巧派ミステリー!

狐闇
講談社文庫
魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とす者が続出。陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく! (講談社文庫)
魔鏡が災厄を招く! 骨董界に仕組まれた罠。
魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とす者が続出。陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく!

ヴァンパイヤー戦争11
講談社文庫
世界の終わり、人類の未来。地球の命運を賭けた戦いは月面へ。九鬼鴻三郎とキキはついに最後の扉を開けた。壮大な宇宙叙事詩、魂のラスト! 永劫の争闘ここに完結! ーー捕虜となった九鬼鴻三郎の解放は、月面で行われることになった。地球の命運を握る亜空間兵器なども、真空の世界に集結。「黄金の女」キキも、駆けつけた。第三の大地震に、宇宙霊の覚醒……。人類を破滅させる怖るべき危機は、もはや避けられないのか? 光と闇の永劫の争闘に、ついに決着の時が……。壮大な神話、ここに完結! <全11巻・完結>

まぼろし曲馬団 新宿少年探偵団
講談社文庫
人喰い鮫が空を泳ぐ! 邪悪な曲芸を打ち破れ! 新宿の街を海にする? ーー新宿の街に夢幻郷を! 深海の神秘と至高の技芸を! 不可解な犯行予告チラシをばら撒いた謎の組織<まぼろし曲馬団>が、大都会を恐怖と混乱の渦に陥れる。夜空に巨大な人喰い鮫の群れが飛来し、人々を襲った! 非現実的な事件を解決するため、超科学力を操る新宿少年探偵団が立ち上がる。激闘の行方は?

マレー鉄道の謎
講談社文庫
国名シリーズ、第6弾! 日本推理作家協会賞に輝く大傑作!

新装版 市塵(下)
講談社文庫
文字が大きい新装版
内政外交の両面で新井白石(あらいはくせき)は難題に挑んでいく。綱吉時代に乱れた経済立て直しのための通貨改革、朝鮮使節との交渉。国のため、民のために正論を吐く白石だが、その活躍ぶりを快く思わない政敵も増えた。そんななか、白石を全面的に庇護してきた家宣(いえのぶ)の死で、白石の運命は、また大きく変わることとなった。

新装版 市塵(上)
講談社文庫
文字が大きい新装版
貧しい浪人生活から儒者、歴史家としてようやく甲府藩に召し抱えられた新井白石(あらいはくせき)は、綱吉の死後、六代将軍家宣(いえのぶ)となった藩主とともに天下の経営にのり出していく。和漢の学に精通し、幕政改革の理想に燃えたが、守旧派の抵抗は執拗だった。政治家としても抜群の力量を発揮した白石の生涯を描く長編感動作。

岸和田少年愚連隊 外伝
講談社文庫
「そう頭で考えすぎずに頭突きせえ」って18短篇
退屈することがなかったあの頃。バレンタイン、修学旅行と行事は続き、アホな同級生、むかつく教師、あこぎなヤクザと、ケンカする相手は次々と出てくる……。岸和田の“ごんた”らが暴れまくる、18本のエピソードがぎっしりの短篇集。読めばケンカが強くなる、が、読むほどにアホになるシリーズ第4弾。

わたしを変えた百冊の本
講談社文庫
激辛評論家誕生の「秘密」がここにある! ーー生涯の師と仰ぐ久野収と『現代日本の思想』で出会い、『斜陽』の太宰治に人間のプライドを考えさせられ、『聞書アラカン一代』で嵐寛寿郎の心意気に共鳴する――。博覧強記にして反骨精神の塊のような「激辛評論家」はどのようにして生まれたのか? その読書遍歴を振り返るエッセイに、名著がズラリと並ぶ。

女薫の旅 禁の園へ
講談社文庫
教育実習生・室伏孝子は、大きな乳房に対する高校生の好奇の視線に耐えかねていた。謎の美熟女、吉野美千子は、自動車内で本能をあらわにする。そして、高校2年の修学旅行で、山神大地は秋の京都に立つ。若女将、麻子との再会、同級生の淳子の嫉妬……。ゆっくりと、だが着実に成長は続く。人気シリーズ12作目。 (講談社文庫)
大地、高校2年の秋、修学旅行で京都の夜…
教育実習生・室伏孝子は、大きな乳房に対する高校生の好奇の視線に耐えかねていた。謎の美熟女、吉野美千子は、自動車内で本能をあらわにする。そして、高校2年の修学旅行で、山神大地は秋の京都に立つ。若女将、麻子との再会、同級生の淳子の嫉妬……。ゆっくりと、だが着実に成長は続く。<文庫オリジナル>

日本史勝ち組の法則500 徹底検証
講談社文庫
生き残りたければこれを読むべし!
「どこかに欠陥のある組織ほど長持ちする」=江戸幕府、「くたびれたプロよりも、元気な素人の方が役に立つ」=高杉晋作、「石橋を叩いて壊し、鉄橋を作ってから行動する者が、勝ちを制す」=織田信長など、大事件や有名人物の言動を分析して、わかりやすいコピーで表現した、日本史から学ぶ成功の法則集!

やりたいことは全部やれ!
講談社文庫
思いどおりに生きて悔いのない人生を!
人生、楽しめるうちに楽しみなさい。寄り道、回り道もおおいに結構。他人を気にせずマイペースを貫け。会社や仕事に振り回されるな。やりたいことは先延ばしするな。いつ死んでもいいように悔いのない生活を!将来を再設計し、見つめなおすヒントが満載の大前流人生の極意。読めば勇気が湧いてくる!

化野学園の犯罪 教育実習生 西郷大介の事件日誌
講談社文庫
京都・化野学園に教育実習生として赴任した西郷大介。彼がそこでみたものは、理想とかけ離れた教育の現場と、1人の女子生徒の自殺からはじまる連続した惨劇だった。生徒の死は、学園内で噂される「死の伝説」と関係があるのか、それとも――? 現役高校教師でもある著者が描いた、渾身の学園サスペンス。(講談社文庫)
現役教師の手になるリアル学園サスペンス
京都・化野学園に教育実習生として赴任した西郷大介。彼がそこでみたものは、理想とかけ離れた教育の現場と、1人の女子生徒の自殺からはじまる連続した惨劇だった。生徒の死は、学園内で噂される「死の伝説」と関係があるのか、それとも――? 現役高校教師でもある著者が描いた、渾身の学園サスペンス。

姜尚中にきいてみた!
講談社文庫
渦巻く反日の声と韓流ブーム。その止揚(アウフヘーベン)は可能か? ーー揺れ動く朝鮮半島、台頭する中国、そして反日の声に立ちすくむ日本。いずれの国家の奥底にも、偏狭なナショナリズムのマグマが滾(たぎ)っている。われわれは、それを果たしてコントロールできるのか? 21世紀東北アジアの平和を誰よりも希求する姜尚中東大教授に、雑誌『アリエス』が斬り込む。

やぶさか対談
講談社文庫
えっ!? このゲストがここまで話すなんて
ノーベル賞からラーメン王まで、巨大な才能、ユニークな個性を「やぶさかではない」と、このふたりが、生ビール片手にもみほぐす!登場するゲストは、田嶋陽子、大江健三郎、沢野ひとし、ドクター中松、鈴木その子の各氏。ささいなことに笑いながら、気がつくと核心に迫っている、とっておきの話満載の対談集。

ニューヨーク大聖堂(下)
講談社文庫
無敵の1100ページ!
真の敵は誰か?
NY市警vs.テロリストの死闘の果ては――
テロリスト集団との息詰まる神経戦。NY市警が誇る凄腕人質交渉人シュレーダー警部の様子がどこかおかしい。組織間の政治的思惑、イギリス軍情報部マーティン少佐の暗躍に翻弄されながら、警部補バークは秘策を探り続ける。爆破か突入か。随一のストーリーテラー・デミルのサスペンス大作は、衝撃の結末へ。
ネルソン・デミルは、北アイルランドの現代史に「歴史上の亡霊を呼び起こし」て、聖パトリック大聖堂を舞台に、警察小説、観光小説、謀略小説、恋愛小説などの要素をたっぷりほうりこんだサスペンスを構築してみせる。――井家上隆幸(「解説」より)

ニューヨーク大聖堂(上)
講談社文庫
やはりデミルは凄い!
奪還か、爆破か。
皆殺しまで12時間のノンストップ・サスペンス
マンハッタンの象徴・聖パトリック大聖堂が、年に1度の大パレードの最中(さなか)、武装集団に乗っ取られた。人質は美貌の元テロリストや要人達。いちはやく現場に到着した警部補バークは犯人にまみえるが……。予告爆破時刻まで12時間、NY市警の死力を尽くした奪還作戦が始まった。名匠デミルの若き才能煌く傑作。

日本警察と裏金
講談社文庫
追及いまだ半ば。まだまだ書き続けます。見よ、地方紙の記者魂!
北海道・高知・愛媛・京都・兵庫からの報告
いずこも同じ警察(サツ)の裏金。北海道、高知から火の手があがった疑惑は愛媛、京都へと燃えひろがった。白日の下に曝された不正だが、その手口にほとんど変わりはない。ということは……。全国紙が真正面から取り組もうとしないなか、なおも敢然と追及のペンを揮う地方各紙の記者魂がここにある!<文庫書き下ろし>

世界は密室でできている。
講談社文庫
15歳の僕と14歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。地元の高校に進学し大学受験――そんな10代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。鮮烈!新青春エンタ!! (講談社文庫)
修学旅行、受験、夏休み 青春の折々に僕らを待つ大量密室殺人事件!
15歳の僕と14歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。地元の高校に進学し大学受験――そんな10代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。鮮烈!新青春エンタ!!