講談社文庫作品一覧

ウランバーナの森
ウランバーナの森
著:奥田 英朗
講談社文庫
その夏、世紀のポップスター・ジョンは軽井沢で過ごした。家族との素敵な避暑が、ひどい便秘でぶち壊し。あまりの苦しさに病院通いをはじめたジョンの元へ、過去からの亡霊が次々と訪れ始めた……。大ベストセラー小説『最悪』の著者が贈る、ウイットとユーモア、そして温かい思いに溢れた喪失と再生の物語。(講談社文庫) その夏、世紀のポップスター・ジョンは軽井沢で過ごした。家族との素敵な避暑が、ひどい便秘でぶち壊し。あまりの苦しさに病院通いをはじめたジョンの元へ、過去からの亡霊が次々と訪れ始めた……。大ベストセラー小説『最悪』の著者が贈る、ウイットとユーモア、そして温かい思いに溢れた喪失と再生の物語。
子どもに伝える父のワザ52
子どもに伝える父のワザ52
編:グループ・子どもと向き合う父親
講談社文庫
父親が子どもにしてやれることは、こんなにある! 子どもの成長過程と父親のかかわり方が問われる今、最強の「父と子のコミュニケーション・テキスト」が誕生!自然と親しむ、身体を鍛える、アウトドアで遊ぶ、工作、職人ワザ、人気者になる……遊びながら子どもに教え伝える知識・情報を集大成。「父のワザ」が子どもの心の危機も救う! 文庫書き下ろし
アジア的生活
アジア的生活
著:浜 なつ子
講談社文庫
ニッポン人、アジアに生きる! バンコクの一流ホテルで活躍する日本人女性、フィリピーナに溺れて全財産を失った男、ラオスの奥地でショウガを作っている人、カオサンにたむろするバックパッカー……様々な日本人がアジアで生きている。なぜ、彼らはアジアにはまってしまったのか?『マニラ行き』で話題を呼んだ著者による書き下ろし!
素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち
素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち
著:ア-シュラ.K・ル=グウィン,訳:村上 春樹,絵:S.D・シンドラ-
講談社文庫
アレキサンダーの素敵な冒険 空飛び猫ファミリーに翼のないアレキサンダーが加わって奇跡が!! 樹から下りるのが苦手なファービー家のアレキサンダーは空飛び猫兄妹の末娘ジェーンに助けられ、新メンバーになりました。街でのとっても恐ろしい体験から口がきけなくなっていたジェーンは、アレキサンダーの包容力ですっかりおしゃべりができるようになりました。ね、アレキサンダーってすごいでしょ!!
朝霧高原殺人事件
朝霧高原殺人事件
著:和久 峻三
講談社文庫
闇組織の大陰謀に、赤かぶが挑む! 死体の首と胴体は別人だった!奇怪な連続殺人を解く鍵は1枚の紙片…… 赤かぶ検事は富士山麓・朝霧高原で首と胴体が切り離された死体を発見。手にはダイイング・メッセージと思われる「富士山麓にオウム鳴く」の紙片が。さらに死体の首と胴体が別人のものと判明し、事件は広域連続殺人へと発展する。背後の大がかりな陰謀を知った赤かぶは、名推理・名弁舌で敢然と真相解明に挑む!
アジア大バザール
アジア大バザール
著:下川 裕治
講談社文庫
尼首二十万石
尼首二十万石
著:宮本 昌孝
講談社文庫
柳沢家の恐るべき秘事とは? 幕府の駈込寺潰しの狙いは? 奇怪な策謀に揉まれる男と女。伏線と発想の妙が光る時代小説6編ーー尼寺の鎌倉・東慶寺御用宿につとめる和三郎は、駈込女を助けたことから、幕府の陰謀と甲府15万石の柳沢家の秘事にまきこまれる……という表題作をはじめ、織田信長の子で武田家の人質となる源三郎勝長の生涯に迫る「最後の赤備え」など、時代の渦に翻弄された者たちの数奇な運命を描く、傑作6編を収めた時代小説集。
電子あり
水よりも濃く
水よりも濃く
著:吉川 英明
講談社文庫
娘の交通事故死をきっかけに、アルコール依存症になった妻。もともと夫婦の仲がしっくりしていなかった夫は、年下の美しい女性と出会い、恋に落ちてしまった。家庭では満たされない心の癒しを恋人に求めた男の行き着く先は? 夫婦、家族、恋人、愛のあり方を真摯に問い、その本質を追究した傑作恋愛小説。夫婦とは? 愛とは?
電子あり
新装版 緑のオリンピア
新装版 緑のオリンピア
著:池波 正太郎
講談社文庫
病気で視力を失い自暴自棄になっていた井上吾郎は、相撲取り・稲垣との出会いに大いに力づけられた。しかし世間の風は冷たく、実の叔父に遺産を奪われ、大学への進学も難航した。その苦境を乗り越え大きく成長する吾郎の姿を描いた直木賞候補作「眼」ほか、陸上に捧げた青春を描く表題作「緑のオリンピア」など、自らの小説世界を模索していた若き日の池波正太郎の瑞々しい文章が光る現代短編集。(講談社文庫) 病で視力を失い自暴自棄になっていた井上吾郎は、相撲取り・稲垣との出会いに大いに力づけられた。しかし世間の風は冷たく、実の叔父に遺産を奪われ、大学への進学も難航した。それでも吾郎は前へ進む。苦境を乗り越えて大きく成長する青年を描く直木賞候補作「眼」ほか、若き日の池波正太郎、傑作短編集。
電子あり
城盗り秀吉
城盗り秀吉
著:山田 智彦
講談社文庫
大大名出世の陰に風魔忍者! 「天下をとる」と予言した藤吉郎の出世、幸運の裏にある意外な謎とは……? 三郎太ら山の民の陰の援助と、自らの才覚で出世した藤吉郎は、風魔の雷太やお桂も味方につけ、情報戦を勝ち抜く。信長の上洛、姉川の合戦で功をたて、墨俣城と横山城を得る。さらに浅井長政を自刃に追い込み、小谷城の城主となる。秀吉の「城盗り」の未知の部分を、斬新な解釈で、「本能寺」前夜までを描く時代小説!
電子あり
玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿
玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿
著:篠田 真由美
講談社文庫
旅先のインドで、橋場亜希人が不可解な「密室」死を遂げた。10年後、橋場の恋人だった狩野都は群馬山中に「恒河館」を建て、当時の旅行仲間たち、そして桜井京介を招く。ミステリアスな「館」で展開される真相解明劇。そこへ、さらなる悲劇が……。過去と現在が複雑に絡み合う謎を、京介はどう解き明かすか? (講談社文庫) 旅先のインドで、橋場亜希人が不可解な「密室」死を遂げた。10年後、橋場の恋人だった狩野都は群馬山中に「恒河館」を建て、当時の旅行仲間たち、そして桜井京介を招く。ミステリアスな「館」で展開される真相解明劇。そこへ、さらなる悲劇が……。過去と現在が複雑に絡み合う謎を、京介はどう解き明かすか?
電子あり
十津川警部千曲川に犯人を追う
十津川警部千曲川に犯人を追う
著:西村 京太郎
講談社文庫
東京で連続幼女殺人事件が発生、長野県上山田温泉で将棋の名人戦に挑戦中の宗方が捜査線上に。週刊誌記者が宗方を犯人と告発する一方で、謎の手紙を読んだ彼は大悪手を指して敗北した。しかも現地で宗方の愛人が行方不明、幼女もまた1人犠牲に。十津川警部の名推理が事件の真相を暴く! 傑作長編推理。(講談社文庫) 東京で連続幼女殺人事件が発生、長野県上山田温泉で将棋の名人戦に挑戦中の宗方が捜査線上に。週刊誌記者が宗方を犯人と告発する一方で、謎の手紙を読んだ彼は大悪手を指して敗北した。しかも現地で宗方の愛人が行方不明、幼女もまた1人犠牲に。十津川警部の名推理が事件の真相を暴く! 傑作長編推理。
電子あり
摘出
摘出
著:松浪 和夫
講談社文庫
腎移植後、順調に回復していた元新聞記者の容体が急変し死亡した。後輩記者・木村は、不審に思い調査を始める。その頃、劉邦大学の吉岡医師は、殺人の罪に問われるリスクを負いながら、脳死による肝臓移植を行なおうとしていた。2つの移植手術、その背後に隠された秘密に迫る2人!衝撃の医療サスペンス。
電子あり
まどろみ消去
まどろみ消去
著:森 博嗣
講談社文庫
大学のミステリィ研究会が「ミステリィツアー」を企画した。参加者は、屋上で踊る30人のインディアンを目撃する。現場に行ってみると、そこには誰もいなかった。屋上への出入り口に立てられた見張りは、何も見なかったと証言するが……。(「誰もいなくなった」)ほか美しく洗練され、時に冷徹な11の短編集。
電子あり
島田荘司読本
島田荘司読本
著:島田 荘司
講談社文庫
島田荘司の現在(イマ)がわかる! 御手洗潔の父、直俊は太平洋戦争前夜、日本が負けることを確信していた。直俊は軍を説得しきれず、日本は焦土と化した。暗黒時代の青春、絶望と再生の物語──。(「天使の名前」)名探偵・御手洗潔のルーツを探る感動的な巻頭書き下ろし小説を始め、評論・全作品を網羅した著作ガイドを含む、完全版個人読本。
キリング・フロアー(下)
キリング・フロアー(下)
著:リー・チャイルド,訳:小林 宏明
講談社文庫
殺人事件の真相を握っているらしい銀行員が忽然と姿を消した。晴れて釈放されたリーチャーは女性巡査ロスコーとともに殺された男の素性を必死に追う。なんと!被害者は、財務省で通貨偽造を調査していた実の兄だった。ここでは、全米を震撼させるある陰謀が進行していた。’98年度アンソニー・最優秀処女長編賞受賞。
キリング・フロアー(上)
キリング・フロアー(上)
著:リー・チャイルド,訳:小林 宏明
講談社文庫
なんの変哲もない、ジョージアの田舎町。偶然そこを通りかかった元軍人のリーチャーは、身に覚えのない殺人容疑で刑務所にぶちこまれる。監房では危うく殺されかかった。誰かの指示なのか?とびきりタフで繊細なヒーロー像と血のたぎるようなアクション・シーンが話題を呼んだハードボイルド巨編。アンソニー賞受賞!
マルヴェッツイ館の殺人 下
マルヴェッツイ館の殺人 下
著:K・ロス,訳:吉川 正子
講談社文庫
イギリス貴族のジュリアン・ケストレルは、イタリア滞在中に親しくしてもらった侯爵の死をパリで知り、ミラノに赴く。愛憎うごめくマルヴェッツィ家で犯人を捜そうとするジュリアンの前に思わぬ結末が……。人気作家ロスの遺作にして、アガサ賞最優秀賞受賞作。華麗なる北イタリアが舞台のミステリー巨編!
101号室の女
101号室の女
著:折原 一
講談社文庫
サスペンス映画の傑作「サイコ」を見事に彷彿させる表題作「101号室の女」、夕暮れの公園で空のベビーカーを押す男の謎に迫る「眠れ、わが子よ」、凶暴な脱獄囚が別れた女に刻々と近づく恐怖を描く「網走まで」等、全9編を収録。巧妙な伏線とラストのどんでん返しで読者を欺く、折原マジックの集大成!
電子あり
マルヴェッツイ館の殺人 上
マルヴェッツイ館の殺人 上
著:K・ロス,訳:吉川 正子
講談社文庫
アガサ賞受賞作!人気作家の遺作 19世紀前半の北イタリアは、オーストリアの支配下にあったが、ナポレオンに同調する自由主義者たちが暗躍していた。コモ湖畔に館を構える侯爵マルヴェッツィは、謎の美男子オルフェオをスカラ座でデビューさせようとしていたが、何者かに殺されてしまう……。アガサ賞に輝く音楽歴史ミステリーの傑作長編!