講談社文庫作品一覧

女性を創造する
女性を創造する
著:立石 泰則
講談社文庫
未来世紀に向かって伸びる会社とは? いたずらに企業規模や売上高を誇るのではなく、「女性を幸せにする」「美しい女性をつくる」そんなポリシーをもつ会社があった。女性相手のビジネスで世界制覇をめざすワコール、その創業から東南アジア進出、アメリカで成功するまでの苦闘のドラマを関係者の証言で構成。『ふたつの轍』を改題
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濁流 上
濁流 上
著:高杉 良
講談社文庫
企業社会の濁流に渦巻く男たちの欲望と反抗の行方は?カネのためには手段を選ばぬ経済誌主幹、虚像に脅える財界人、組織悪に挑戦する若手幹部――それぞれが思惑を胸に秘め、精いっばいの闘いを展開する。日本の濁流の実態を把らえ、そこに蠢く人々の素顔や限界状況を生き生きと描く長篇経済小説。
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日本は誰のものか
日本は誰のものか
著:佐高 信,解説:田中 康夫
講談社文庫
権力に異議あり! かくも独善と無責任がまかり通り、モラルが失われていてよいのか? 世界から嗤(わら)われていることに気がつかないのか? もうこれ以上、諦(あきら)め、絶望のままにしておくわけにはいかない。日本の支配階級の病巣をえぐり、何が悪くてどこがいけないかを鋭く指摘する。国民の怒りを代弁する上申書!
電子あり
大蔵省の危機
大蔵省の危機
著:栗林 良光
講談社文庫
大蔵官僚の退廃、銀行不祥事をはじめ、いま大蔵省は未曽有の危機にみまわれている。国内はもとより国外からも批判されている大蔵行政の欠陥は、何が原因か。その実態と背景に鋭く迫る。日本の財政と金融を支配し続けてきた官僚集団の思い上がりと、国民とのズレを追及し、改革すべき方向を明示する最新ルポ。
第一生命教育部長からの手紙
第一生命教育部長からの手紙
著:永 六輔,著:下保 進
講談社文庫
<ビジネスマンかくあるべし>という気持ちを込めて綴る、往復書簡集。仕事に呑まれず自分の人生を楽しく豊かにする知恵が、キラキラ輝いています。遊びのコツや日常身近への洞察など、心地よい刺激があなたをリフレッシュするはずです。生き方の名人とエリート部長の真情あふれる交流を汲みあげて下さい。
電子あり
赤い列車の悲劇
赤い列車の悲劇
著:阿井 渉介,解説:大森 望
講談社文庫
嵐の朝、「おくひだ1号」の運転士は、あるべき場所に駅がなく、線路まで消えていることに驚く。一方、次駅駅員は、列車が乗客と共に消失したことを知らされる。だが、駅、線路、乗客、車輛の四重消失は、不可解きわまる事件の発端でしかなかった。犯人からビデオテープを全国のTVで放送せよとの奇妙な要求が! (講談社文庫) 驚天動地の大トリック! 駅、線路、乗客と共に消えたおくひだ1号は何処に。ビデオ放送を要求する犯人の奇妙な狙い。 嵐の朝、「おくひだ1号」の運転士は、あるべき場所に駅がなく、線路まで消えていることに驚く。一方、次駅駅員は、列車が乗客と共に消失したことを知らされる。だが、駅、線路、乗客、車輛の四重消失は、不可解きわまる事件の発端でしかなかった。犯人からビデオテープを全国のTVで放送せよとの奇妙な要求が!
電子あり
さいごの雨彦流
さいごの雨彦流
著:青木 雨彦
講談社文庫
名エッセイストが語る男と女、夫婦、人生ーー夫婦の仲が、ツーと言えばカーと言うのは、昔の話。今では、「おい」と呼んだら、「なによ」と言い返されるのが、オチだろう。女が強くなったのか、男が弱くなったのか。青木雨彦が語る男と女、夫婦、人生。「悪妻の条件」「女が考える男の自立度」「なにがなんでも男が悪い?」「おじんの時代」ほか、珠玉のエッセイ全67編。
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動機
動機
著:クリスティン・アンドレア,訳:渋谷 比佐子
講談社文庫
犯人は、一体誰?!富豪一族殺人事件。 冒険ツアーで起きた殺人劇。 戦慄のアウトドア・ミステリー! 参加メンバーは11人。誰もがそれぞれの動機を胸に秘めていた。 鬱蒼たる森と清流。ここはロッキー山脈をあおぎみるモンタナの原野。織物会社のオーナーが率いる富豪一族の冒険ツアーが始まった。しかし、旅はのっけから落馬事故が続き、不穏な雰囲気に包まれる。そして、遂に殺人が……。参加メンバーそれぞれが隠れた動機を持っていた。興奮のアウトドア・ミステリー!
支店長の曲り角
支店長の曲り角
著:城山 三郎
講談社文庫
「詩を書かぬ時期こそあったが、詩を読まぬ時期はなかった。詩はわたしに新鮮な衝撃を、あるいはやすらぎを与え続けてくれた。詩のない生活は考えられなかった……」。学生の頃から詩を書き続けてきた著者が、人生の折々に読んだ作品の数々。戦争体験、喜び、苦しみ、悲しみを綴った、城山三郎初めての人生詩集。(講談社文庫) 「詩を書かぬ時期こそあったが、詩を読まぬ時期はなかった。詩はわたしに新鮮な衝撃を、あるいはやすらぎを与え続けてくれた。詩のない生活は考えられなかった……」。学生の頃から詩を書き続けてきた著者が、人生の折々に読んだ作品の数々。戦争体験、喜び、苦しみ、悲しみを綴った、城山三郎初めての人生詩集。
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創竜伝(7)黄土のドラゴン
創竜伝(7)黄土のドラゴン
著:田中 芳樹
講談社文庫
竜泉郷めざして中国に上陸した竜堂四兄弟。またしても闇の支配者・四人姉妹(フォー・シスターズ)の手下がはだかる。中国人民軍との戦いやいかに……。はたして中国奥地の空翔けていく四色の巨竜は、目的地にたどり着くことができるのだろうか!?謎の女性・小早川奈津子も遂に登場してパワーアップした本巻も、乞う御期待!
逆転敗訴(下)
逆転敗訴(下)
著:ウィリアム・コフリン,訳:中山 善之
講談社文庫
銀行の支配権を狙って暗躍する現頭取。不可解な行動をとるジェイクの上司の大物弁護士。様々な人間を巻き込み一大事件に発展した遺言審理の法廷が開かれた。弁護士として初めて法廷に立つジェイク。対するは名高い法廷弁護士T・G・セイジ。欲望と権力を巡る厳しい攻防。名手の手になる息もつかせぬ法廷シーン!!
逆転敗訴(上)
逆転敗訴(上)
著:ウィリアム・コフリン,訳:中山 善之
講談社文庫
若く美しい4番目の妻に銀行の支配権を委ねる、という遺言を残して銀行家が死んだ。大手法律事務所に勤める検認弁護士のジェイクは、その遺言執行チームの一員に選ばれるが、故人の息子が遺言無効をを申し立てる。発作の後に書きかえられた遺言の有効性を巡って審理が始まる。迫真のリーガルサスペンス!
父よ母よ!
父よ母よ!
著:斎藤 茂男
講談社文庫
荒れ狂う少年少女たちの本当のさけびが聞こえますか。「幸福」という闇をさまよう親と子の悲しみが分かりますか。落ちこぼれ、登校拒否、非行、家庭内暴力、家出――これら魔物の正体は、いったい何であるのか。現場に接近し共に語りあいながら、それぞれの限界状況をつかみとろうと試みた感動の探索記録。
裁きの地
裁きの地
著:サラ・デュナント,訳:小西 敦子
講談社文庫
ありふれた失踪事件のようだった。バレリーナを夢見て、ロンドンに出た娘が田舎への音信を絶ったという。養母から依頼を受けたハンナが調査に乗り出した矢先、娘はテームズの暗い河へ身を投げた。単なる自殺ではない、と直感したハンナの行手に暗雲が立ちこめ始める。シルバー・ダガー賞作家、鮮烈のデビュー作!
冬の別離
冬の別離
著:森 詠,解説:郷原 宏,デザイン・その他:北村 治
講談社文庫
定年直前の老刑事は、他の刑事たちが犯人の現在の愛人宅を張り込んだのに対し、犯人に棄てられた昔の恋人宅を張り込んだ。男を待ち続ける女の部屋からは、美しいピアノ曲「冬の音楽」のメロディが流れ続けていた。はたして犯人はどちらの女のもとへやってくるのか? 若者たちの心の傷を鮮烈に描く作品集。殺人犯の男を待つ女の愛、老刑事の執念……。ときめきと哀しみの青春像。凜とした季節を描く! <『冬の音楽』改題作品>
電子あり
花の歳月
花の歳月
著:宮城谷 昌光
講談社文庫
電子あり
ここ過ぎて滅びぬ
ここ過ぎて滅びぬ
著:西村 寿行
講談社文庫
悪の組織に男が逆襲を誓う極北の地に戦端ひらく。紀州犬と羆を連れた男が、怒りの大反撃。妻を凌辱した組織を潰せーー北海道に自治権が与えられ、道州制に移行した。その道政府を、謎の「D機関」が、転覆しようと秩序破壊工作に出た。札幌、函館などの大都市は、一気にスラム化した。D機関に妻を凌辱された連邦政府特別捜査官・法玄(ほうげん)は、紀州犬・那智及び羆(ひぐま)たちとともに、怒りの大反撃に出た。暴虐の北の大地・知床に嵐が吹きすさぶ!
電子あり
シベリア鉄道殺人事件
シベリア鉄道殺人事件
著:西村 京太郎
講談社文庫
新宿で殺された外国人娼婦の部屋に落ちていた商社マンの名刺。名刺にあったその部署にはソ連邦崩壊後のロシアに狙いを定めた連中が集まっていた。事件を捜査する十津川警部に警視総監からロシア行きの密命が下る。モスクワへ向うシベリア鉄道の車中で起こる殺人と国際謀略の渦に十津川の戦いが始まる。
満員御礼! 大相撲なんでも早わかり
満員御礼! 大相撲なんでも早わかり
著:銅谷 志朗
講談社文庫
横綱貴乃花が活躍し、曙の復活が期待される相撲界。熱烈なファンはともかく、しきたりなど一般にはまだまだ分かりにくいことが多いこの世界。力士の給料は?おかみさんの素顔は?ちゃんこの作り方は?など素朴な疑問、質問にテレビでおなじみのアナウンサー銅谷志朗が楽しく答える、観戦の必携の1冊です。
楽屋の王様
楽屋の王様
著:高田 文夫,解説:松村 邦洋
講談社文庫
笑って済まない!?芸能界、超危ない噂噺大事典。ウルトラ事情通にして天敵知らずの天才・高田文夫と、名人絵師・高橋春男の猛毒コンビが後先考えずに言い放ち、描きまくった「ココだけの危ないネタ」がてんこもり。コレさえ読めば、あなたも話題の真打ちになれる!相当、可成り、絶対、死ぬほど笑えます。