星海社文庫作品一覧

ハミ出す自分を信じよう
星海社文庫
常識を守れ、和を乱すな、空気を読め......。もし君が、自らの力で自分らしい人生を歩みたいなら、そんな言葉に耳を貸してはいけない。才能の扉は、まわりや親や学校や社会におさえつけられている、そのどこにも属せない感覚」の中にあるのだから。2011年本屋大賞「中2男子に読ませたい! 中2賞」を受賞した、光文社新書『非属の才能』が魂の文庫化!

あなたは虚人と星に舞う
星海社文庫
人類の“天敵(虚空牙)”と戦う力を持つ「虚人」こと超光速空間機動兵器(ナイトウォッチ)試作十四号 “ヴルトムゼスト”の操縦士(コア)、鷹梨杏子(キョウ)。太陽系外縁空域にただ一人生存する彼女の心の平静のためだけに成立した「この」世界を襲った、味方のはずの人類連合軍。謎に満ちた彼らの強襲を迎え撃つキョウを待ち受ける“天敵(虚空牙)”。混迷の果てに少女が選ぶのは平穏なる終末か、暗闇の未来か? 上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、“ナイトウォッチ”シリーズ第三弾。

2000年のゲーム・キッズ(下)
星海社文庫
このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“たった今”の続きの話……。
夢を録画再生できる“夢ビデオ”、世界記録のために生まれた双子のマラソンランナー、自殺の練習ができるカプセル錠、成績上位者だけが生き残る“国民ランキング”、生後間もない息子を殺した夫婦が時効直前に自首したある“理由”、殺人者予備軍の転校生が受けた“特殊な治療”……。このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“たった今”の続きの話。感じる恐怖がリアルなのは、今もそれを感じているから。渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF。伝説的傑作、ここに復刊。

わたしは虚夢を月に聴く
星海社文庫
探偵の荘矢夏美が受けた、依頼人自身が“その人の名前も姿もほとんど思い出せない――”という奇妙な“人探し”。正体不明の「誰か」を探すうち、夏美は今いる世界の真実に目醒めていく……。
月を跳ねるウサギ型のロボット。人智を超えた“敵”。冷凍保存された英雄。「鉄仮面」と呼ばれる超兵器――。嘘のような現実が月にあり、現実のような嘘が地球にある。これは、虚ろな夢の物語。
上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、“ナイトウォッチ”シリーズ第二弾。

2000年のゲーム・キッズ(上)
星海社文庫
5ページ×50篇!“今”の続きにある、“ちょっと怖い未来”の話
“ある方法”で強制的に介護を終わらせるロボット、メンバー全員が有名選手のクローンで作られたスーパードリームチーム、誰も死なない代わりに数年に一度大粛清のある世界、お互いの復讐を助け合う復讐互助会“リベンジネット”…。
このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす“今”の続きの話。感じる恐怖がリアルなのは、どこかでそれを感じているから。渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF。伝説的傑作、ここに復刊。

竜騎士07インタビューズ 完全版
星海社文庫
雛見沢村と六軒島を愛するすべての人へ──。
『ひぐらしのなく頃に』から一〇年、『うみねこのなく頃に』から五年──。希代のクリエイター・竜騎士07が、伝説的文芸雑誌『ファウスト』を舞台にして繰り広げたすべてのロングインタビューを収録した、ファン必携の一冊が登場。おなじみ“竜騎士07世界の水先案内人”KEIYAによる解題を加え、巻末には竜騎士07書き下ろしのあとがきを収録。雛見沢村と六軒島を愛するすべての人に贈る、コレクターズ・アイテム!

ぼくらは虚空に夜を視る
星海社文庫
……を再装填せよ コアを再装填せよ コアを再装填せよ
下駄箱に入っていた手紙に書かれたその無数の文字を視(み)た瞬間、“普通の高校生”工藤兵吾は知ってしまう。今いる世界が“作られた世界”であることを。自らが人類史上始まって以来といっていいほどの“戦闘の天才”であることを。そして、超光速機動戦闘機「夜を視るもの(ナイトウォッチ)」を駆り、虚空牙と呼ばれる人類の“敵”と闘う運命にあることを――!
上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、“ナイトウォッチ”シリーズ第一弾。

竜騎士07インタビューズ
星海社文庫
雛見沢村と六軒島を愛するすべての人へ──。
『ひぐらしのなく頃に』から一〇年、『うみねこのなく頃に』から五年──。希代のクリエイター・竜騎士07が、伝説的文芸雑誌『ファウスト』を舞台にして繰り広げたすべてのロングインタビューを収録した、ファン必携の一冊が登場。おなじみ“竜騎士07世界の水先案内人”KEIYAによる解題を加え、巻末には竜騎士07書き下ろしのあとがきを収録。雛見沢村と六軒島を愛するすべての人に贈る、コレクターズ・アイテム!

1999年のゲーム・キッズ(下)
星海社文庫
広告マッチングシステム、ペアレンタルコントロール、情報統制、ライフログ、はてはビデオオンデマンドまで……、世界の光と影に顕在し、潜在する、当たり前としての“現代”は、自身の作品を通じ、未来を予言し続けてきた作家/渡辺浩弐の描く、定められた“未来”だった――! あの『ファミ通』で毎週連載された伝説的傑作にして20世紀最大の“予言の書”が、星海社文庫で“決定版”としてついに復刻。この一冊があれば、未来へいける。

PSYCHE
星海社文庫
辺葉介の衝撃デビュー作、待望の文庫化。
普通の人には“見えないもの”が見える「僕」は、死んでしまった家族(幽霊)と従姉妹(いとこ)の少女・アイとの生活のなか、失われる思い出をかたちに残すためキャンバスに向かい、絵筆を手にとる。夢と現実の狭間(はざま)を彷徨(さまよ)いながら、「僕」は次第に「彼ら」に近づいていく……。

ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編
星海社文庫
雛見沢(ひなみざわ)村で何度も繰り返される“昭和五十八年六月”を激しい闘いの末、ついに乗り越えた部活メンバーたち。百年の旅の中でずっと夢見ていたプール遊びへと出かけた梨花は、その帰りに交通事故に遭ってしまう。目覚めたのは学校の保健室。しかしそこは、奇妙に運命が分岐した別の“昭和五十八年六月”だった――。元の世界へと戻る方法を探す梨花。だがその方法は、梨花に“重大な選択”を迫るものだった!?

1999年のゲーム・キッズ(上)
星海社文庫
それは、ノスタルジックな未来のすべて。
――ソーシャルネットワーク、スマートフォン、バーチャルアイドル、クラウドコンピューティング、そしてゲーミフィケーション……いまや当たり前のように僕らの世界を包む“現実(2010年代)”は、かつてたったひとりの男/渡辺浩弐が予言した“未来(1999年)”だった――!
あの『ファミ通』で毎週連載された伝説的傑作にして20世紀最大の“予言の書”が、星海社文庫で“決定版”としてついに復刻。おかえりなさい、ゲーム・キッズ。

きみを守るためにぼくは夢をみる(3)
星海社文庫
「おにいちゃん、たすけて」 花の香りをたずさえて“妹”が訪れた。
アカシアの緑の葉の揺れる道で、ぼくは名も知らぬ花の香りに導かれる。花の香りとともにぼくのもとに“妹”が訪れる。水が青く染まるように、ぼくは少女と帰れない旅にでる。きこえないものがきこえ、みえないものがみえる不思議な美しい少女の詔によってぼくは魔法の呪文を手にいれる。ぼくたちの初恋は鈴の音が聞こえる月の下にまだ眠っているのだろうか――。白倉由美×新海誠の魅惑のコラボレーション、第三弾!

ひぐらしのなく頃に解 第四話 祭囃し編(下)
星海社文庫
ゼロ年代の金字塔、──ついに、大団円!
雛見沢村で幾度も繰り返される“昭和五十八年六月”を乗り越えるため、圭一たちの最後にして最大の闘いがはじまる。おなじみ最強の部活メンバーに加え、大石、赤坂……。そして、数百年の時を経て、雛見沢の人々の前に姿を現した羽入もまた、傍観者の立場を捨てて自ら闘いに身を投じる。鷹野率いる山狗の猛攻を凌ぎ切り、最高の結末を迎えることが出来るのか……!? ゼロ年代の金字塔、ついにクライマックス!!

ひぐらしのなく頃に解 第四話 祭囃し編(中)
星海社文庫
さあ、力を合わせよう! “昭和五十八年六月”を乗り越えるために。
雛見沢村で無限に繰り返される“昭和五十八年六月”を突破するため、膨大な数の刻の“カケラ”を紡ぎ続けるあなた。しかし鷹野三四の悲しく壮絶な意志は、雛見沢の運命を“惨劇”へと誘い続ける。そんな中、数百年の時を経て雛見沢の人々の前に現れる羽入。そして、逞しく成長した赤坂衛の姿――。すべての“カケラ”を紡ぎ合わせた部活メンバーの、最後にして最大の闘いがはじまる!

ひぐらしのなく頃に解 第四話 祭囃し編(上)
星海社文庫
“惨劇”を乗り越え、“奇跡”に辿り着けるのか……!?
雛見沢村に惨劇をもたらす要因はすべて明らかになった。
しかし、繰り返される“昭和五十八年六月”を乗り越えるためには、膨大な数の刻の“カケラ”をすべて結び合わせて“奇跡”を起さなければならない。
そして、あなたの前に立ちはだかるのは“神”を僭称する一人の女。
さあ、“あなた”の力で今度こそこの惨劇を終わらせよう。
いま、すべてのフィナーレを告げる祭囃し編の幕が上がる!

ひぐらしのなく頃に解 第三話 皆殺し編(下)
星海社文庫
オヤシロさま、ついに顕現!
祟殺し編の悪夢が繰り返されようとする中、前原圭一たち部活メンバーは虐待を繰り返す叔父・鉄平のもとから沙都子を救い出すため、児童相談所を動かして運命に抗ってゆく。終わりのない“昭和五十八年六月”の向こう側に向かって、一歩一歩進んでゆく圭一たち。しかし、雛見沢の背後で蠢動する巨大な陰謀は、彼らの努力をひと呑みにしようとしていた──。情熱と団結の皆殺し編、完結!

フリクリ(下)
星海社文庫
べスパ女・ハル子がメイドとしてナオ太の家にやってきて、非日常がさらに加速する―。頭から飛び出る謎の角、戦うロボット、ハル子・マミ美・ニナモとの共同生活―。日常が崩壊する世界でナオ太が選択する“未来”は!?日本国内外で絶賛されたGAINAXの名作アニメ『フリクリ』を異才・ウエダハジメが漫画化。誰も見たことのない破格の漫画表現、ここに完結!

フリクリ(上)
星海社文庫
……すごいことなんてない ただ あたりまえのことしか おこらないどこまでも ひろがる 退屈で平坦な世界──。そんなナオ太の日常は傍若無人な謎の美女・ハル子がかっ飛ばすベスパに豪快に轢かれた瞬間、完全に打ち砕かれる!日本国内外で絶賛されたGAINAXの名作アニメ『フリクリ』を異才・ウエダハジメが漫画化。
誰も見たことのない破格の漫画表現が今、星海社文庫に──。

ひぐらしのなく頃に解 第三話 皆殺し編(上)
星海社文庫
運命への反撃を開始せよ!
昭和五十八年六月。雛見沢で幾度となく繰り返される惨劇を見続けて来た、古手梨花と羽入。しかし梨花は、定められた惨劇に敢然と立ち向かう前原圭一に希望を見いだそうとしていた。そんな折、雛見沢に舞い戻ってくる沙都子の義父・北条鉄平──。圭一たちは今度こそ沙都子を虐待から救い出し、祟殺し編の悪夢を突破できるのか!? 情熱と団結の皆殺し編、開幕──!