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2011.07.01発売
日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
講談社選書メチエ
暗号解読など優れたインフォメーション解読能力を持ちながら、なぜ日本軍は情報戦に敗れたか。「作戦重視、情報軽視」「長期的視野の欠如」「セクショナリズム」。日本軍最大の弱点はインテリジェンス意識の欠如にあった。インテリジェンスをキーワードに日本的風土の宿痾に迫る。第16回山本七平賞奨励賞受賞作。(講談社選書メチエ)
日本はなぜ負けたのか。必敗の原理を探る。「作戦重視、情報軽視」「長期的視野の欠如」「セクショナリズム」。日本軍最大の弱点は情報戦にあった。インテリジェンスをキーワードに日本的風土の宿痾に迫る。

2011.07.01発売
階級社会 現代日本の格差を問う
講談社選書メチエ
格差大国日本。その衝撃的現実をレポート。今や日本は、世界的に見ても不平等度が高く、貧困者の多い国である。しかも階級格差は確実に拡大し続けている。客観的データに基づいて現代日本に警鐘を鳴らす。
一握りの富裕層が富を独占する一方で、職のない若者たちはアンダークラス化し、貧困層は増大し続ける。日本は今や階級格差の超大国であり、階級格差は今もなお拡大し続けている。衝撃的現実を客観的データに基づいてレポートし、現代日本に警鐘を鳴らす。
【目次】
はじめに
第一章 階級の死と再生
1 「階級」が死語だったころ
2 よみがえる「階級社会」
3 経済的格差の拡大
4 政治的な言葉としての「階級」と普通の言葉としての「階級」
5 階級とは何か
6 現代社会の階級構造
第二章 階級へのまなざし──近代都市東京と「階級」
1 社会史の中の「階級」
2 「みえる」存在としての階級
第三章 庶民とヒーローの階級闘争──『下町の太陽』と梶原一騎
1 戦後青春映画の中の階級
2 梶原一騎の階級意識
3 ヒーローたちの階級闘争
4 階級構造への適応と不可能な階級闘争
第四章 拡大する階級格差
1 格差拡大の意味
2 四つの階級のプロフィール
3 引き裂かれる被雇用者
4 搾取・疎外・階級闘争
第五章 アンダークラス化する若者たち
1 フリーターと都市下層
2 増加するフリーター・無業者層
3 フリーター・無業者層の階級的性格
4 アンダークラスとしてのフリーター・無業者層
第六章 女たちの階級選択
1 女性の階級所属を考える
2 配偶者選択と女性の格差
3 階級格差の中の主婦たち
4 ゆらぐ家族と貧困化する女性たち
第七章 「格差社会」のゆくえ
1 「格差社会」とは何か?
2 格差拡大と機会の不平等
3 「機会不平等」論の陥穽
4 教育学的誤謬
5 格差拡大はなぜいけないのか
6 「格差社会」を超えて
註
主要参考文献
あとがき
索引

2011.07.01発売
イザベラ・バードの日本紀行 (下)
講談社学術文庫
北海道へ到達したバードは、函館を起点に道内を巡行、当地の自然を楽しみ、アイヌの人々と親しく接してその文化をつぶさに観察した。帰京後、バードは一転、西へと向かい、京都、伊勢神宮、大津等を巡って、日本の伝統文化とも触れ合う。発展途上の北海道と歴史に彩られた関西……そこで目にした諸諸に、時に賛嘆、時には批判、縦横に綴った名紀行。(講談社学術文庫)
大旅行家の冷徹な目が捉えた維新直後の日本 北海道内を巡行しアイヌ文化にも触れたバードは、東京に戻ったのち再び海路関西へと向かい、神戸に上陸。京都、伊勢、大津等を巡り、各地で鋭い観察の目を向ける

2011.07.01発売
イザベラ・バードの日本紀行 (上)
講談社学術文庫
1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京―函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。(講談社学術文庫)
大旅行家の冷徹な目が捉えた維新直後の日本明治11年に行われた欧米人初の東京-北海道間内陸踏破の記録で、随所に日本の文化・自然等への鋭い観察眼が光る。新訳により原典初版本を完訳。挿画も全点掲載

2011.07.01発売
エースの系譜
その高校には、野球部が存在しなかった――。あるのは荒れ果てたグラウンドと、まともに練習も行わない野球同好会のみ。監督を成り行きで任されることになった新任教師は、ある決意を胸に秘めていた。「このチームを甲子園に連れて行く。たとえ何年かかってでも。」再生させようとする監督のもとに綺羅星のように現れ、力投し、敗れ去っていくエースたち。その思いは次世代へと引き継がれ、蓄積し、大きな願いへと成長していく‥。
200万部超の大ベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーが『マネジメント』を読んだら」の著者が放つ、新たな青春野球小説。
その高校には、野球部が存在しなかった――。あるのは、荒れ果てたグラウンドと、まともに練習も行わない野球同好会のみ。
その監督を成り行きで任されることになった新任教師は、人知れずある決意を胸に秘めていた。
「このチームを甲子園に連れて行く。たとえ何年かかってでも。」
同好会を再生させようとする監督のもとに綺羅星のように現れ、力投し、敗れ去っていくエースたち。その思いは次世代へと引き継がれ、蓄積し、次第に大きな願いへと成長していく‥。
「もしドラ」の著者が「どうしても書きたかった」青春野球小説。
※表紙イラストは「さよなら絶望先生」の久米田康治さんです。

2011.06.25発売
円いひっぴい(下) 【小田実全集】

2011.06.25発売
円いひっぴい(上) 【小田実全集】

2011.06.17発売
桃時雨 ~ヨコハマ居留地五十八番地~
講談社X文庫ホワイトハート
大人気・シリーズ化!明治・横浜が舞台の和風妖異譚!!
西洋の雰囲気を醸し出す、明治中期の横浜居留地。
歌舞伎役者のような風貌の深川芭介は、そこで西洋骨董店「時韻堂」を営んでいた。
ある夜、西洋の骨董品「プランシェット」を使っての交霊会で呼び出してしまったモノは……!?
桃に込められた娘の執念。真葛焼きの香炉に塗り込められた母の怨念。
芭介が絡まった謎を解きほぐす!

2011.06.17発売
あやめも知らぬ
講談社X文庫ホワイトハート
どうか、僕の恋よ、起きないでくれ……。
大学生の宮里雪也は母の名代として、神戸の旧家の葬儀にでかける。そこで、その家の息子、青璽と初めて出会うが、旧知のような不思議な感覚に囚われた。 ひょんなことから、夏休み中、青璽の家庭教師をすることになった雪也だったが、季節はずれの梔子の香りが原因か、人には言えない夢に悩まされる。
先祖から現代へと繋がる複雑な恋心を発端に、奇怪な事件が続く!? ホワイトハート新人賞受賞作!

2011.06.17発売
銀のナイフとダイヤモンド
講談社X文庫ホワイトハート
美貌なロクデナシの正体はインテリヤクザ!?
警視庁刑事の伊波蛍は事件の捜査中、母の恋人だった悠里と再会し動揺する。銀色の瞳と白皙の美貌を持つ彼に、伊波自身もかつて恋心を抱いていたのだが、ある日突然、姿を消してしまったのだ。
そんな二人がなぜか八年ぶりに同居することに!
魅力的で気ままな悠里に、一途にのめり込む伊波。
ところが、悠里はまたも伊波のもとを去らねばならない、ある“事情”を抱えていて・・・・・・。

2011.06.17発売
刑事と検事のあぶない関係
講談社X文庫ホワイトハート
エリート検事は元・同級生! ちょっとキケンな刑事の恋
自由奔放な刑事・大也は、同僚の涼真との絶妙なコンビで難事件捜査に活躍。そんな二人の前に新任検事として現れたのは、大也の高校時代の親友・椎名だった。胸騒ぎが止まらない大也に対して、あまりにもそっけない態度の椎名。大也は、超がつく美形な椎名に高校の頃からある複雑な想いを抱き続けていた。
そんななか、奇妙な連続殺人事件が起きる。一人目の被害者には「1/3」、二人目には「2/3」というメッセージが残されていた。事件解決に動き出した大也と涼真だったが、椎名の存在が、鉄壁の二人の関係に思いもよらない作用を及ぼしていく。そして、事件は意外な方向へ……。

2011.05.25発売
「共生」への原理 【小田実全集】

2011.04.25発売
列人列景 【小田実全集】

2011.04.15発売
アリス イン サスペンス
講談社X文庫ホワイトハート
「なにか楽しいことはないのかな」それが俺たちの口癖だった。親を知らず、無法地帯シークレットガーデンで生まれ育った十四歳のヒツジコには、仲間がいた。見た目美少女のユキノジョウ、家で少年ジャック、シルバーの血を持つハイド。そして、アリス。孤独を抱え、ときに街に飲み込まれそうになりながら、それでも強く生きる少年たちの物語がここに! ホワイトハート新人賞受賞作登場!!

2011.04.15発売
宵霞奇談
講談社X文庫ホワイトハート
数ヵ月ぶりに会った「組織」のエージェント・早川から、河合師匠の謎の行動について聞かされた天本森と琴平敏生。何の情報もないなか、ふたりは河合のあとを追ってイギリスへ向かうことになる。そしてたどり着いたのは、廃墟となった貴族屋敷だった。
惨殺事件があって以来、地元住民も近づかないというその場所で、ふたりが目撃したのは……。トマス・アマモトの知られざる過去が、ついに明らかに!

2011.04.11発売
ホリエモンの宇宙論
「もし携帯電話を宇宙に飛ばしたら」
IT起業の寵児が最大の情熱を傾ける宇宙とロケットとビジネスにまつわるドキュメント
IT革命の次にやってくる宇宙ビジネスビッグバン
IT起業の寵児だった筆者が、いまもっとも情熱を傾けるビジネス。それが宇宙ビジネスである。堀江氏の最大の夢、宇宙ビジネスへの取り組みから、いま大きなビジネスチャンスが生まれようとしている。アマゾンの創業者 ジェフ・ベゾス、「ペイ・パル」成功者のイーロン・マスク、グーグルのサーゲイ・ブリンほか、いま世界のIT長者たちが一斉に宇宙に投資を始めている。それは何故か。その答えが本書には書かれている。
【目次】
第1章 停滞の原因は宇宙開発が公共事業になってしまっているからだ
第2章 民間の活力で宇宙を目指せ
第3章 民間の役割、政府の役割
第4章 小さな衛星、小さなロケット
第5章 未来の夢を語ろうじゃないか

2011.04.08発売
Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった
76歳にしてtwitterにはまり、14万人のフォロワーを集める田原総一朗氏。テレビ界の巨人が、新聞、テレビの時代を終わったと断じるのはなぜか。
堀江貴文、三木谷浩史、佐々木俊尚、津田大介らIT界のカリスマといわれる経営者、ジャーナリストとの対談で、新聞の凋落、テレビの電波利権、政治ジャーナリズムを蝕む官房機密費など、メディアのタブーを徹底的に語る。

2011.04.08発売
リストラ離婚
講談社文庫
離婚で人生、やり直し。
明るい未来をつかめ!
貴女の人生は貴女のもの。自分の人生をやり直したいなら、離婚もひとつの「リストラ策」では?――自らの離婚体験をもとに綴った元夫とのバトルの日々。そして、次々持ち込まれる奇妙で可笑しい離婚相談の実例。夫婦問題コンサルタントとして活躍中の著者の活動のエッセンスを凝集。文庫オリジナル版。

2011.04.01発売
北一輝論
講談社文庫

2011.03.25発売
羽なければ 【小田実全集】