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2020.09.25発売
京都嵯峨野 京料理の殺意
講談社文庫
イタリアの権威あるグルメガイド『アンジェロガイド』の上陸に沸く京料理界。格付け評価の舞台裏を取材するため京都・嵯峨の三ツ星割烹を訪れた際、カメラマンの星井裕がすれ違った真っ赤なスーツ姿の女性は、直後に京阪電車に撥ねられる。そして星井は、このグルメガイドの調査員が殺された事件の犯人扱いを受けてしまう。死に際に遺された「す、ぐ、に」という言葉が意味するものとは? TBSドラマ「美食カメラマン星井裕の事件簿」原作、グルメ探偵が活躍する「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズ!

2020.09.25発売
頭の冴えた人は鉄道地図に強い
講談社文庫
鉄路にひそむ謎を解く! ーー「東京を走る中央線には、日本で3番目に長い直線区間がある」というのは、鉄道マニアには有名な雑学だが、「ならば日本一はどこか?」「なぜ中央線の線路はまっすぐに敷かれたのか?」はわかるだろうか? 鉄道地図から浮かび上がる小さな疑問が、歴史や地理と交錯し大きな発見に! 鉄路の様々な「なぜ」がわかる、鉄道推理雑学エンターテインメント。

2020.09.25発売
丁半三番勝負 湯船屋船頭辰之助
講談社文庫
この博打、絶対に負けられない! チャンスはたったの3回、賭けたのは少年の未来。湯船の船頭・辰之助が華のお江戸でまたまたひと暴れ! ーー隅田川で湯船を商う辰之助は、男振りのいい大男。ある日、なじみの小料理屋「いかもの屋」から、見習いの新吉が姿を消した。必死で探索すると、新吉は、千住の賭場の胴元・泥水に身を寄せたという。悪の道から新吉を救うため、辰之助は、宿敵・沢蟹と丁半博打の真剣勝負をすることに……。<文庫書下ろし>

2020.09.25発売
湯船の姉弟 湯船屋船頭辰之助
講談社文庫
めっぽう前向き、女は苦手、腕は自慢の喧嘩流。湯船の船頭・辰之助が、華のお江戸をかき回す! ーー隅田川でもひときわ目を引く屋形船の船頭・辰之助は、喧嘩流の腕も名高い大男。元義理の姉・志乃を湯女とし、移動式銭湯「湯船」を商う。志乃には、実は不思議な能力があり、背中に血のような赤い染みを見た者が、必ず数日中に死んでしまうという。江戸の町狭しと辰之助が暴れる時代小説新シリーズ!〈文庫書下ろし〉

2020.09.25発売
京都紅葉寺の殺人
講談社文庫
高層ビル群やテーマパークの建設計画を打ち立てた「京都再生会議」。その座長・塩崎が、謎のメモを残し殺害される。警察は計画に真っ向から反対する東山安寧寺の僧・光雲に疑いを向けるが……。紅葉の撮影で京都を訪れたカメラマン星井裕は、元妻で刑事の美雪、科捜研の蘭とともに、事件の真相を探る。グルメ探偵が活躍する、ドラマ化もされた「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズ!

2020.09.25発売
京都『源氏物語』華の道の殺人
講談社文庫
華道界の取材で京都を訪れた、カメラマン星井裕。だが、目の前で気鋭の美人華道家が毒殺された。背景には、『源氏物語』にちなんだ、哀しい因縁が見え隠れする。京都通の星井が、刑事である元妻・安西美雪や、助手の小林健とともに名推理を発揮!! グルメで優しい名探偵の新ミステリ。TBS系列「美食カメラマン星井裕の事件簿」ドラマ原作、「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズ!

2020.09.25発売
読むだけで「いい夫婦」になる本
講談社文庫
迷いを解消する30のヒント! 幸せを取り戻す方法ーー「なんとなくうまくいかない」「最近、会話がない」と結婚生活に迷いを感じ、離婚カウンセリングに訪れた1万組を超える夫婦を通して、見えてきたものは何か? ズレはじめたポイント、すれ違いの深層の考察から、夫婦関係を再生させる「ちょっとした」コツを教えます。<『「いい夫婦」になるシンプルな30のヒント』改題作品>

2020.09.25発売
ハチミツドロップス
講談社文庫
かけがえのない居場所。そこが突然なくなるなんて……。YA(ヤングアダルト)の新たな旗手・草野たきが描く傑作長編! ーーお気楽なソフトボール部のキャプテン、カズ。クールな高橋。坂本竜馬フリークの真樹。ちょっとエッチな田辺さんに、運動神経ゼロの矢部さん。愉快な仲間たちとの部活のかたわら、直斗との恋も絶好調。だけど、ハチミツのように甘かった中学生ライフが一変。真面目な1年生が入部して、立場がなくなってしまう。

2020.09.25発売
風の鍵
講談社文庫
ハマの伝説がいま甦る! ジャズ界から姿を消した女神のピアノ。父の遺志を継いだ娘の祈りは叶うのか? 乱歩賞作家が描く長編小説ーー天才ピアニストの呼び声が高かった風谷理砂は、新たにユニットに加わった火之倉紅子との確執の末、心身に深傷を負い、ジャズ界から姿を消した。紅子と別れた郡山誠志郎から理砂の音楽を聴かされて育った娘の愛理は、ヴァイオリニストとして成長を遂げ、亡き父の遺志を継いで理砂の復活を願う。

2020.09.25発売
ピピネラ
講談社文庫
夫を捜す旅に出た「私」には、人に言えない秘密がある。誰にだって、そんな秘密はあるーー「ピピネラ」という不可思議な言葉を残し、夫が姿を消した。上野発の電車で北へ向かったことを知った加奈子は、友人の千紗(ちさ)と彼の足跡を追う。その旅は、夫を捜すだけでなく、加奈子を苦しめる体の変調の原因を探る旅へと発展する。個の存在意義を問いかける、珠玉のエンターテインメント。全面改稿による決定版。

2020.09.25発売
倒錯の帰結
講談社文庫
前から読むか? 後から読むか? 前代未聞の果てしなきミステリ! ーー日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件(『首吊り島』)と都会の片隅で起こる監禁事件(『監禁者』)。2つの事件に巻き込まれた作家志望の男が遭遇する奇想天外の結末とは? 「倒錯」シリーズ完結編は前代未聞、前からでも後ろからでも楽しめる本。ぜひ読み比べを!

2020.09.25発売
二人のガスコン 下
講談社文庫
ただ、エスプリの赴くままに! ーーフランスを揺るがしかねぬ『日記』の発見に、事態は急転。幼いルイ14世をはさむ虚々実々の争奪戦の渦中、あわれマリー・ドゥ・カヴォワは落命した。使命を達して、むなしさと哀しみにくれるダルタニャンを見つめるシラノ。いま灼熱の季節は幕を閉じ、二人の快男児は各々の道を往く。熱血長篇、堂々の完結。<全3巻>

2020.09.25発売
二人のガスコン 上
講談社文庫
まさに冒険!これぞ活劇! ーー「マリー・ドゥ・カヴォワを監視せよ」とのフランス宰相・マザランの密命を帯びた勇者2人。一人は誉れ高きかつての三銃士・ダルタニャン。もう一人はご存じ「鼻」のシラノ・ドゥ・ベルジュラック。極秘指令に宮廷の陰謀の匂いを嗅いだ両人は、スペイン国境と旧都アビニョンへ。冒険活劇の醍醐味溢れる大長篇の開幕! <全3巻>

2020.09.25発売
二人のガスコン 中
講談社文庫
快男児、まかり通る! ーーアビニョンに流れる、謎の「鉄仮面」の噂。国王・ルイ14世の出生の秘密には、前宰相・リシュリューの影がさす。ダルタニャンとシラノは、先王の弟・オルレアン公と幼君を輔佐するマザランの角逐(かくちく)に巻き込まれるも、弁護士のル・ブレや新聞記者・クルパンの助けよろしく、真相に猪突猛進。もう誰もこの二人を止められない! <全3巻>

2020.09.25発売
目からウロコの教育を考えるヒント
講談社文庫
親子一体の人生ゲームはやめよう! ーー作文教室でわかった小学生との付き合い方。凶悪犯罪を生む中学生社会に欠けているもの。突飛なファッションをする女子高生をどう考えるか……などなど、身勝手な若者に爆発する前に問いたい教育の本質とは? 大人は子供にどう接するべきか、塾の先生や教育実習の経験もある作家がこだわり続けた、大納得の書!

2020.09.25発売
週末アジアに行ってきます
講談社文庫
仕事に疲れたらアジアが待ってるよーー週末に1日休みをプラスしてみよう! 一歩先のアジアへの旅が待ってるよ。バンコクから郊外へ走る列車の旅、心地よさが染みるラオスのひなびた町、おいしいコーヒーを飲みにベトナムの田舎へ、船で韓国の離れ島へ、北朝鮮との国境の中国の町……。アジアの風に吹かれにいく、のんびり旅エッセイ。

2020.09.25発売
秋山仁の落ちこぼれは天才だ
講談社文庫
この本を読んだら劣等生も勇気百倍! 落第生よ、胸を張れ! ーー授業にはついていけない。成績はビリから2番目、受験も失敗した……。 しかし、若き日の名物数学者は絶対に夢を捨てなかった。なんとしても数学者になりたい! と、コツコツ努力を重ねて、数学の道を歩み続けた「天才」秋山仁氏の半生記。どんなに落ちこぼれていても夢を持ち続ければ、いつか必ず成功できる!

2020.09.25発売
大江戸仙花暦
講談社文庫
美人芸者と中年男の時空を超えた夏の恋ーー男には、現在と160年前の過去の世界との間を自由に往復できる、不思議な能力があった……。中年の科学評論家・速見洋介がこの特殊な能力を使い、時空を飛び超え、文政期の江戸に舞い下りた。迎えるは、美人芸者・いな吉。手習い見学に火事見物……、二人は江戸を満喫する。好評の「大江戸シリーズ」。

2020.09.25発売
吃逆
講談社文庫
田中芳樹氏、絶賛!しゃっくり男の悲喜劇。科挙には合格したが職はない。男は探偵として雇われ事件を追うが!? ーーしゃっくりをすると、奇妙な光景が見えたり、何かを閃いたりという、不思議な癖をもつ陸文挙。齢30にして科挙合格の快挙を遂げたが、下位合格のため、職がない。特技を知ったある人物から、新しくできる新聞社に探偵としてスカウトされ、まず男女投身事件の真相を追う。ユーモアあふれる、中国歴史ミステリー。

2020.09.25発売
雪の進軍
講談社文庫
意見・感想・評論・ぼやき。名手の軽妙な語り口による、滋味あふれる名随筆集ーー躁状態のマンボウ先生、泰然自若の奥本ファーブルとの座談会のおかしな顛末を記した表題エッセイのほか、戦争や政治への意見感想・辛口批判、国内外への旅や旨いものの話を交え、ユーモアたっぷりに綴る名随筆集。