中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立

マイページに作品情報をお届け!

中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立

チュウゴクノインターネットシワールドワイドウェブカラノドクリツ

星海社新書

6億人のユーザーを抱える独立国が、ネット上に出現した!
2014年末、中国政府はGoogleを完全に遮断し、ワールドワイドウェブから独立を果たしました。Twitterなどの西側サービスを拒絶し、国外サイトへのアクセスを制限された世界は不気味にも思えます。しかし、そこでは6億人が、パクリ的な国内サービスを使ってインターネットを楽しんでいます。では、このネット上の独立国はいかにして成立したのでしょうか? その過程を探ると、いくつもの興味深い事実が明らかになりました。ネット導入は政府主導だったこと、パクリでも国産サービスが選ばれること、しかし国内のIT企業は常に世界を目指していたこと……。さあ、ネット上に国境線が引かれるまでの20年を、共に辿り直しましょう!


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2015年02月26日

ISBN

9784061385658

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

060

ページ数

256ページ

シリーズ

星海社新書

著者紹介

著: 山谷 剛史(ヤマヤ タケシ)

アジアITライター 1976年東京都出身。東京電機大学卒。システムエンジニアを経て、中国やアジアを専門とするITライターとなる。現地の消費者に近い目線でのレポートを得意とし、バックパッカー並の予算でアジア各国を飛び回る日々を送っている。「ITMedia」「ASCII」「東洋経済オンライン」「ダイヤモンドオンライン」などを中心に多数の連載を持ち、単著に『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』(ソフトバンク新書)などがある。本書は、2002年に中国雲南省の省都・昆明のスラム街に居を構えてより、足掛け14年にわたる中国IT観察の中間決算である。ツイッターは@YamayaT

関連シリーズ

BACK
NEXT