祇園女御(下)

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祇園女御(下)

ギオンニョウゴ

講談社文庫

巷は天変地妖に衆徒の強訴に脅え、侍は覇を競い殿上を争う。治天の君として、天下に君臨する白河法皇。王朝に咲いた大輪の花の面影はすでになく、山里にこもる皇后道子。この、交わることのない生涯を結ぶ宿命の糸は、数奇な人生を辿る祇園女御、あかね、傀儡子(くぐつ)の鷲丸、そして、皇弟三の宮たちの運命を手繰り寄せ、縺れてゆく。大治4年夏、法皇の崩御で物語は終る。


治天の君として、天下に君臨する白河法皇。王朝に咲いた大輪の花の面影はすでになく、山里にこもる皇后道子。この、交わることのない生涯を結ぶ宿命の糸は、数奇な人生を辿る祇園女御、あかね、傀儡子(くぐつ)の鷲丸、そして、皇弟三の宮たちの運命を手繰り寄せ、縺れてゆく。大治4年夏、法皇の崩御で物語は終る。


目次

かえり花
かりがね
うもれ木
薄氷
野の宮
晩花
朝虹
妬炎
登竜
満願
流水
胡蝶
花宴
勾玉
青芦
白鷺
月魂
鐘の声
年譜

書誌情報

紙版

発売日

1975年10月28日

ISBN

9784061313040

判型

A6

価格

定価:649円(本体590円)

ページ数

377ページ

シリーズ

講談社文庫

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