
マイページに作品情報をお届け!
新イラスト版 コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
シンイラストバンコロボックルモノガタリ2マメツブホドノチイサナイヌ
日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。
このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。
小山にすむ小人の一族、コロボックルたちは、むかし豆つぶほどの小さないぬを飼っていた。コロボックルよりも、もっとすばしっこくて、りこうな動物だったという。
ところが、死にたえたといわれていたそのマメイヌが、いつまでも生き残っているらしい。
マメイヌさがしに、コロボックルたちの大かつやくがはじまった。
「だれも知らない小さな国」の続編。
※小学5年以上漢字にルビつき
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2015年10月28日
ISBN
9784061335240
判型
四六
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
280ページ
シリーズ
児童文学創作シリーズ
著者紹介
1928年、神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』で毎日出版文化賞・国際アンデルセン賞国内賞などを、「おばあさんのひこうき」で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。日本のファンタジー作家の第一人者として知られる。
1943年、兵庫県生まれ。1965年、佐藤さとる作のコロボックル物語の挿絵でデビュー。コロボックル物語シリーズのほか、挿絵、絵本、装丁など、出版美術界と深く関わってきた。作品に『おばあさんのひこうき』(小学館絵画賞受賞)、『おおきなきがほしい』『きつね三吉』ほか多数。有川浩とのコラボレート作品『旅猫レポート』『コロボックル絵物語』がある。