性の用語集

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性の用語集

セイノヨウゴシュウ

講談社現代新書

「性の言葉」の起源と変遷!「性」はいつからセックス的意味になった?なぜ陰毛が「ヘア」なのか?どうして「風俗」は「フーゾク」に?

「性」という言葉を見ると、日本語文化圏で生まれ育った人たちは、たいてい「セックス」や「セックスに関連する事柄」をさしている、と思うようだ。(中略)しかし、「セックス」や「セックス的事柄」は、「性」のもともとの意味ではない。白川静著『字通』(1996年)を見ると、「性」は「それぞれの持つ本質や属性」をいい、また「ものが固有するもの」を指すとしている。つまり、「さが、たち、うまれつき、もちまえ」などをいうのである。世界や世界にあるものの本質・属性が「性」である。(中略)つまり、どこかの時点で、また、どこかの地点で、「性」という漢字、あるいは、言葉・記号に、「セックス」という意味が加わったのである。――<本書より>

<本書でとりあげた用語(一部)>
性/エロ・エロス/エッチとエスエム/変態‐H/童貞/処女/ヘア/フーゾク・風俗/ママ/ホステス/おかま/女装/巨乳/――専/コンドーム/セックスレス/カーセックス/のぞき/立小便/アベックはカップルか?/ニューハーフ/Mr.レディ・Miss.ダンディ/援助交際/社交/ノンケ/フリーセックス/不能/ブルー……
愉快に(でも真剣に)エッチな言葉を考えてみた!


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目次

第1部 誰でも知ってるあの言葉
第2部 意外に知らないあの言葉
第3部 誰か知ってる?この言葉

書誌情報

紙版

発売日

2004年12月19日

ISBN

9784061497627

判型

新書

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

1762

ページ数

384ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介

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