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豊臣秀吉 (新装版)
トヨトミヒデヨシシンソウバン
豊臣秀吉は16世紀に活躍した武将です。貧しい家に生まれますが、織田信長に仕えたことで転機がやってきます。機転が利く戦上手で頭角を現し信長に重用されました。信長が本能寺の変で倒れると、すぐさま主君の仇を撃ち、天下統一へと向かいます。関白となって豊臣を名乗り、天皇以上の勢力を誇った秀吉でしたが、晩年は家康の力を頼り、息子・秀頼の行く末を案じて死にます。やがて天下は徳川の世となっていくのです。
豊臣秀吉は16世紀に活躍した武将です。貧しい家に生まれ、立身出世を誓って
15歳で生家を離れました。織田信長に仕えたことで転機がやってきます。機転が利く戦上手で頭角を現し信長に重用されました。信長が本能寺の変で倒れると、すぐさま主君の仇を撃ち、天下統一へと向かいます。太閤検地を行い税収の安定をはかる一方、キリスト教の禁止、朝鮮出兵などの政策でも知られます。関白となって豊臣を名乗り、天皇以上の勢力を誇った秀吉でしたが、晩年は家康の力を頼り、息子・秀頼の行く末を案じて死にます。やがて天下は、徳川の世となっていくのです。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
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目次
はじめに
1 小ざると殿さま
2 信長に仕えて
3 大坂の城
4 醍醐の花見
豊臣秀吉の年表
豊臣秀吉をめぐる歴史人物伝
書誌情報
紙版
発売日
2017年10月19日
ISBN
9784061499157
判型
新書
価格
定価:814円(本体740円)
ページ数
210ページ
シリーズ
講談社 火の鳥伝記文庫
電子版
発売日
2017年12月01日
JDCN
06A0000000000007209R
初出
本書は講談社火の鳥伝記文庫『豊臣秀吉』(1981年11月初版)を底本に、近年の研究に基づいて必要な改訂を行ったものです。
著者紹介
●1908年、群馬県に生まれる。東京帝国大学文学部卒業。東京大学史科編纂所員、東京大学教授、青山学院大学教授などを歴任。専門は16~17世紀における日欧交渉史とキリシタン研究。主な著書に『南蛮宗俗考』『三浦按針』『外国人の見た茶の湯』『キリシタン風土記』『キリシタン大名』『天草時貞』など。第二次世界大戦中の日本政府によるポスター収集家としても知られる。1982年死去。
●イラストレーター、漫画家。1963年岡山県生まれ。ゲーム、アニメ、実写映画のキャラクターデザイン、小説のカバー、挿絵、漫画など、幅広い分野で活躍中。海外での仕事も多い。おもな著書に「西遊奇伝大猿王」シリーズ、伊坂幸太郎の朝日新聞連載小説を再構成した『寺田克也式ガソリン生活』などがある。