日本語の変遷

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日本語の変遷

ニホンゴノヘンセン

講談社学術文庫

アイヌ語学者として、又、教科書・辞書の編者として、広く世に知られた金田一京介の日本語論。日本語の歴史を平明に説いた「日本語の変遷」、新しい国語法を提唱した「規範文法から歴史文法へ」、日本語改革に情熱を傾けた著者の仮名遣論「新国語の生みの悩み」、音韻・文法の両面から日本語を論じた「日本語の特質」の4篇から成る。その該博な学識に裏付けされた日本語論は、国語問題が国民的規模で論じられている今日、必読の好著である。


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目次

●第1 日本語の変遷
序論
1 第1期上代日本語――奈良時代及び奈良時代以前
2 第2期古代日本語もしくは古典日本語――平安時代のおよそ400年
3 第3期中世日本語――鎌倉・室町時代のおよそ500年弱
4 第4期近代日本語――江戸時代の約300年
5 第5期現代日本語――明治・大正・昭和の時代
●第2 規範文法から歴史文法へ
序論
1 言語現象の二面性
2 言語の伝承性
3 言語の流動性
4 文法論の対象
5 規範文法から記述文法へ
6 記述文法から歴史文法へ
7 音韻論と文法論との交渉
8 音韻変化の法則
9 形態変化の法則
10 説明を与えたいことども一、二
結論
●第3 新国語の生みの悩み
●第4 日本語の特質
1 総論――日本語は膠着語――
2 音韻組織の特質
3 文法組織の特質
4 結論

書誌情報

紙版

発売日

1976年12月08日

ISBN

9784061580909

判型

A6

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

90

ページ数

201ページ

シリーズ

講談社学術文庫

著者紹介

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