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平家物語(十二)
ヘイケモノガタリ
- その他: 杉本 圭三郎

平家が滅びはてて、世も平穏になるかと思われたが、京は激しい大地震の災害をうけた。捕虜となった平大納言時忠らは流刑に処せられ、また数々の武勲にもかかわらず、頼朝の嫌疑をうけた義経のもとへ刺客が向けられ、義経はこれを斬って行方をくらました。平家の残党は誅せられ、六代もついに斬られて平家の子孫は絶えた。建礼門院の大原での余生を語って、ここに『平家物語』全篇の幕はおろされる。
目次
1 大地震
2 紺掻之沙汰
3 平大納言被流
4 土佐房被斬
5 判官都落
6 吉田大納言沙汰
7 六代
8 泊瀬六代
9 六代被斬
灌頂巻
1 女院出家
2 大原入
3 大原御幸
4 六道之沙汰
5 女院死去
書誌情報
紙版
発売日
1991年07月05日
ISBN
9784061583627
判型
A6
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
通巻番号
362
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
その他: 杉本 圭三郎(スギモト ケイザブロウ)