平家物語(十)

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平家物語(十)

ヘイケモノガタリ

講談社学術文庫

一の谷で討たれた平家の首が都に入り、大路を渡され、捕虜となった重衡も六条通りを引き回された。朝廷では平家が安徳帝とともに持ち去った三種神器の返還をもとめ、重衡との交換を条件に折衝したが、平家はこれを峻拒した。維盛は、屋島の平家の陣を脱して高野に入り、出家をしたのち熊野に詣で、やがて那智の沖で入水をとげた。捕虜となった重衡は、頼朝の要請で鎌倉に下り、頼朝と面謁する。9月、範頼は平家追討に発向した。


目次

1 首渡
2 内裏女房
3 八島院宣
4 請文
5 戒文
6 海道下
7 千手前
8 横笛
9 高野巻
10 維盛出家
11 熊野参詣
12 維盛入水
13 三日平氏
14 藤戸
15 大嘗会之沙汰

書誌情報

紙版

発売日

1988年02月04日

ISBN

9784061583603

判型

A6

価格

定価:1,056円(本体960円)

通巻番号

360

ページ数

258ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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