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レトリック感覚
レトリックカンカク
- 著: 佐藤 信夫

アリストテレスによって弁論術・詩学として集成され、近代ヨーロッパに受け継がれたレトリックは、言語に説得効果と美的効果を与えようという技術体系であった。著者は、さまざまの具体例によって、日本人の立場で在来の修辞学に検討を加え、「ことばのあや」とも呼ばれるレトリックに、新しい創造的認識のメカニズムを探り当てた。日本人の言語感覚を活性化して、発見的思考への視点をひらく好著。
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目次
序1 レトリックが受けもっていた二重の役わり
序2 レトリック、修辞、ことばのあや
1 直喩
2 隠喩
3 換喩
4 提喩
5 誇張法
6 列叙法
7 緩叙法
書誌情報
紙版
発売日
1992年06月05日
ISBN
9784061590298
判型
A6
価格
定価:1,353円(本体1,230円)
通巻番号
1029
ページ数
332ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2018年01月12日
JDCN
06A0000000000003314E
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