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パリ風俗史
パリフウゾクシ

喧噪と活気と華やぎと色鮮やかにパリを描く異色の歴史書
時代とともにさまざまな相貌を宿す華の都、パリ。ルイ14世の騎馬パレード、大革命時の生々しい処刑、場末の盛り場ポルシュロン、オペラ座の華麗な舞踏会。同時代の証言・手紙・日記と豊富な図版を駆使し、パリの盛衰と庶民の生活を色鮮やかに描き出す。タイム・マシンに乗って、揺籃期から爛熟期まで、自在に駆け巡る、壮麗な都、パリの絵巻物。
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目次
第1章 揺籃期のパリ
第2章 中世のパリ
第3章 ルネサンス
第4章 17世紀
第5章 18世紀
第6章 大革命と総裁政府(デイレクトワール)
第7章 帝政下のパリ
第8章 王政復古と七月政権
第9章 第二帝政
第10章 パリ包囲
第11章 パリ・コミューン
第12章 第三共和政下のパリ
第13章 世紀末のパリ
第14章 ベルエポック
第15章 大戦中のパリ
第16章 大戦後
第17章 パリの魅力──1930年
第18章 明日
書誌情報
紙版
発売日
1999年11月10日
ISBN
9784061594050
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
通巻番号
1405
ページ数
478ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
1885年生まれ。1910年代から没年までフランスで活躍したジャーナリスト、作家。主著に《Les Peintures de Montmartre》《Petites Images du Temps de Guerre》など多数あり、同時代における美術評論家の一人であった。1960年没。
1966年早稲田大学文学部(美術史)卒業。訳書に『パリ職業づくし』『海の記憶を求めて』『18世紀パリ市民の私生活』『ナポレオン』『絵で見るパリモードの歴史』『パリの毒殺劇』など。