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日米戦争と戦後日本
ニチベイセンソウトセンゴニホン
- 著: 五百旗頭 真

日本が緒戦の勝利に酔っている頃、アメリカはすでに対日占領政策の立案を始めていた!
「真珠湾」から半年余、わが国が緒戦の戦勝気分に酔っていた頃、米国ではすでに対日占領政策の検討に着手していた。そして終戦。3年の歳月を要した米国による戦後日本再建の見取り図はどう描かれ、それを日本はどう受け止めたか。またそれを通じ、どう変わっていったか。米国の占領政策が戦後日本の歴史に占める意味を鳥瞰する。吉田茂賞受賞作。
Ⓒ五十旗頭真
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目次
序 章 日本占領――勝者と敗者の弁証法
第1章 日米開戦と占領政策の立案
第2章 終戦――ヤルタからポツダムへ
第3章 占領と改革
第4章 自立に向かって
終 章 通商国家――その発展と試練
書誌情報
紙版
発売日
2005年05月11日
ISBN
9784061597075
判型
A6
価格
定価:1,375円(本体1,250円)
通巻番号
1707
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2021年01月29日
JDCN
06A0000000000234241V
初出
底本1998年12月、大阪書籍より刊行された同名の書を底本とした。
著者紹介
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