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白い航跡(上)
シロイコウセキ
- 著: 吉村 昭

明治初年、海軍・陸軍軍人の病死の最大の原因は脚気であった。その予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した高木兼寛の不屈の信念と人類愛にみちた生涯を描く歴史ロマン――薩摩藩軍医として、戊辰戦争で見聞した西洋医学に兼寛は驚き、海軍に入ってからはイギリスに留学し、近代医学を修め、帰国する。
書誌情報
紙版
発売日
1994年05月02日
ISBN
9784061856790
判型
A6
価格
定価:565円(本体514円)
ページ数
260ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1991年4月講談社刊行。