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新装版 白い航跡(下)
シンソウバンシロイコウセキゲ
- 著: 吉村 昭

海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。(講談社文庫)
脚気の原因は食物にあり。運命を賭けた遠洋航海に軍艦「筑波」が出港する
海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年12月15日
ISBN
9784062765428
判型
A6
価格
定価:836円(本体760円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年12月20日
JDCN
0627654200100011000C
初出
1994年5月に小社より刊行された文庫の新装版。