「みにくいあひるの子」だった私

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「みにくいあひるの子」だった私

ミニクイアヒルノコダッタワタシ

「だれにだって告白したい心のキズはある」
親も知らない、友だちにも言えない、恋人だってわかってくれない……。

いじめっ子が、私が小学校から帰宅するのを待ちかまえていて、「ヤーイ、外人、外人」とはやしたてては、石をぶつけたりする。
「お願いだから、高校も行ってちょうだい。やめるなんて言わないで」母は私をあつかいかねて、ノイローゼ気味になっていった。
本当に彼のことを好きだと思っていたのは、5年間のうちの半分の2年半ぐらい、残り2年半は、完全に意地だけ。――本文より


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目次

I 私はだれ?
自分の顔
赤茶色の髪
アメリカ式
外国人恐怖症
“夜の帝王”
父の大後悔
闘 病
名門幼稚園
アニメの靴
スッポンポンで
空っぽの家
カギっ子の楽しみ
過去の記憶
夕食はミカン一つ
マイペース
浮いた存在
学校嫌い
私一人が「校庭百周」
なくした宿題
悪口が書かれた手紙
晴れやかな気分
II なにかが許せない
みじめになるだけ
初めての彼
校舎裏に呼び出し
学習院の男の子を品定め
父のげんこつ
家 出
高校進学拒否
制服をビリビリに
家庭崩壊
ハワイ留学
猛勉強
別天地
「悪魔の女」
III 夢と現実
酔っぱらい運転
「パパに殺されちゃう」
ナンパでの出会い
水商売
ヤンママへの憧れ
「モデルになりませんか」
夢は日航のスチュワーデス
読者モデル
嘘から出たまこと
モデルへの道
プロの仕事とは
型破り
『JJ』の顔
成功の秘密
『JJ』は一つの学校
IV モデル失格!?
「みにくいあひるの子」
アンデルセンの自伝
シャネルの生き方
成人式のプレゼント
サーファーくんとの別れ
お見合い
「顔がバタくさい」
皮肉な朗報
仕事よりスノボー
「モデルはあなたの天職」
CMスポンサー
親友の結婚式
サイン
テレビの世界
V 遠まわりした道
あの彼
父の誤算
土下座
バッシング
写真集
「もっといい服を着てちょうだい」
彼の背景
沖縄の店
睡眠薬
ケーキ入刀
逃 亡
飛躍のチャンス
弱 音
マネージャー
二回目の危機
真の自立

書誌情報

紙版

発売日

2001年03月07日

ISBN

9784062106658

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

224ページ

電子版

発売日

2001年06月08日

JDCN

0621066500100011000R

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