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新版 大阪ことば事典
シンパンオオサカコトバジテン
- 編: 牧村 史陽
ユーモア、ぬくもり、しなやかさ
大阪の人情を今に伝える6400語全項目にアクセント記号付き!
田辺聖子氏推薦
阿呆と馬鹿の違いは?
アホ【阿呆】(名) 智恵の薄い者。おろかもの。アホォではなく、アホと短く発音するところに大阪弁の特徴がある。阿呆と馬鹿とはどう違うか。双方とも愚鈍には違いないが、阿呆は、花曇りのようにぽうっと暖かい感じがあり、馬鹿は、夏の光線のように明快で、はっきりしている。(中略)大阪落語の主役は、常にこのアホである。東京では、「そそっかし屋」の粗忽者がよく話題のヒーローになって、大阪ほどアホや「愚か者」が第一線に登場しない。大阪落語に活躍するアホこそ、実に大阪らしいユニークな、芸術的天才だといえる。――<本文より>
書誌情報
紙版
発売日
2004年11月12日
ISBN
9784062123860
判型
A5
価格
定価:5,238円(本体4,762円)
ページ数
794ページ
初出
1979年に小社より刊行した『大阪ことば事典』を大判化し、地名・社名変更などに対応する改訂を行ったものです
著者紹介
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