それでも脳は学習する

各メディアで絶賛、感動を呼んだ『壊れた脳 生存する知』のその後「高次脳機能障害」と共に暮らす日々の中で、脳は成長し続ける。「壊れた脳」で生きる日常を綴る問題作！


各メディアで絶賛、感動を呼んだ『壊れた脳 生存する知』のその後
「高次脳機能障害」と共に暮らす日々の中で、脳は成長し続ける。
「壊れた脳」で生きる日常を綴る問題作！

瀕死の出血から5年。息子との暮らしの一日一日がリハビリの日々。まだ、左半身に力が入らないし、意識しないと左側に注意もいかないのですが、そのほかの後遺症はかなり軽くなっています。壊れた脳でも、毎日学習していく実感が、いまだあります。高次脳機能障害と診断されて以来、どう暮らせばいいかと模索する中で、あれほど苦しんだ記憶障害、視覚失認も、そのほかの後遺症も自分の一部と受け入れることで、それなりに生きる術を学んでいったように思います。――＜本文より抜粋＞

書誌情報

紙版

• 発売日: 2007年02月28日
• ISBN: 9784062138598
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,650円（本体1,500円）
• ページ数: 230ページ
• シリーズ: 講談社の実用ＢＯＯＫ

著者紹介

著： 山田　規畝子（ヤマダ　キクコ）