弱音を吐いていいんだよ

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弱音を吐いていいんだよ

ヨワネヲハイテイインダヨ

「ポジティブ思考」ではなく「ニュートラル思考」を!

一時期、「ポジティブ思考」「プラス思考」という言葉が流行りました。失敗やイヤなことがあっても、それを前向きにとらえて、否定的に考えてはいけないという意味です。しかし、人生はそれですむはずはありません。人間は弱さを持っているからです。「つらい」「悲しい」「むずかしい」「怖い」「不安だ」……こんな感情を持つことは、人間として当たり前のことです。仕事や会社の同僚との関係がうまくいかず、あなたも愚痴や弱音を吐いたことが何度もあるでしょう。
翻って、子どもはどうでしょうか? 子どもだって、友達との人間関係がうまくいかないことや、勉強やスポーツで思い通りにならないことは、たくさんあります。子どもからそんな相談を受けても、あなたは「そんなに暗く考えてはダメ」「否定的に考えるのはよくないから、もっと前向きに考えなさい」と叱りますか? そうではなく、子どもの気持ちをすべて聴ききってみましょう。いま、「聴く」と表現しましたが、「聴く」と「聞く」とでは、どう違うのでしょうか?
これまで5000人以上の教職員の方に、また、PTAには300回以上講演した実績から、自信を持ってアドバイスできる「子育ての真髄」が満載です。本書を読んだときから、あなたの子育てが変わることは必至です。

(目次より)
第1章 心の「弱さ」はあっていい
第2章 子どもを「そのまま受け取る」4つの心得
第3章 これは避けたい! 4つのNG
第4章 ストレスを引き受ける4つのサポート
第5章 子育てにがんばりすぎないで


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1章 心の「弱さ」はあっていい
第2章 子どもを「そのまま受け取る」4つの心得
第3章 これは避けたい!4つのNG
第4章 ストレスを引き受ける4つのサポート
第5章 子育てにがんばりすぎないで

書誌情報

紙版

発売日

2009年01月31日

ISBN

9784062152150

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

194ページ

著者紹介

著: 岸 英光(キシ ヒデミツ)

(きし・ひでみつ) 1963年、東京都に生まれる。千葉大学卒業後、帝人(株)にて企画開発・営業・システムを手がけ、同時に最新のコミュニケーション・各種能力開発のトレーニングに参加。1992年に独立後、多くのプロジェクトを手がける一方で、日本人に欠けている本質的なコミュニケーション・センスを探究から引き出す研修・講演・講座(年400回以上)で、個人と組織のパラダイムシフトに関する卓越したリーダーとして、ビジネス、教育、医療、福祉など、あらゆる分野で活動している。岸事務所代表、CTN総責任者、(株)市場価値測定研究所フェロー、エグゼクティブ・コーチ。 著書には『子どもの可能性を伸ばす言葉、つみとる言葉』(PHP研究所)、『エンパワーメント・コミニュケーション』『コーチング・センスが身につくスキル』(以上、あさ出版)、『子どもを伸ばす共育コーチング』(監修、つげ書房新社)、『あなたが変わると子どもが変わる』(共著、えじそんくらぶ)など。DVDに『「ザ・Coach」 君はコーチングの本質を知っているか!』(出演・監修、YYMRプロジェクト)などがある。

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