ユーラシアの双子 上

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ユーラシアの双子 上

ユーラシアノフタゴ

“孤独”という荒野の出口を探す旅がはじまる。
ウラジオストックからモスクワに、西へ西へ。列車はシベリアの大地をひた走る。

現地完全取材敢行。壮大なスケールの長編小説。

自死した娘、病床にある元妻……50歳で会社を早期退職した石井隆平は決して戻らぬ自分の半生を噛みしめ、ひとりユーラシア大陸横断の旅にでる。逗留先のウラジオストックで自殺を決意し旅をするエリカの存在を偶然知った石井は、彼女の自殺をひき止めようと決意する。止まぬ悔悟と芽生えた微かな希望。列車はシベリアのタイガからバイカル湖を越えモスクワに――。

講談社創業100周年記念出版


書誌情報

紙版

発売日

2010年11月17日

ISBN

9784062152600

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

338ページ

著者紹介

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