ユーラシアの双子 下

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ユーラシアの双子 下

ユーラシアノフタゴ

終着駅で迎えるのは絶望か救済か。
ロシアを越えリスボンまで一路15,000キロ。凍てついた心を乗せ列車はユーラシアの果てへ。

人間の愛と絆の本質に迫る大崎善生の最高傑作。

石井は、自殺した長女の死の責任を自分に問いながら旅を続けていたが、死を決意し西へ向かうエリカの存在を偶然知ることに。ベルリンで出会った19歳の彼女は娘の生き写しだった。パリの9月4日通り、バルセロナのサグラダ・ファミリア……西の果てのリスボンで迎える感動の結末。そして長女とエリカを結ぶ双子の秘密とは!?

講談社創業100周年記念出版


書誌情報

紙版

発売日

2010年11月17日

ISBN

9784062166478

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

322ページ

著者紹介

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