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物語日本推理小説史
モノガタリニホンスイリショウセツシ
- 著: 郷原 宏
文士は探偵がお好き!
推理小説を論じない日本文学史などありえない。涙香から乱歩、清張を経て21世紀まで。登場する面々、作品は豪華絢爛。
「謎」をめぐる明晰な通史【年表つき】
<本書の内容>
吾輩は探偵である
楊牙児(ヨンゲル)は古本屋で甦る
名探偵の元祖は名奉行
「東洋のルコック」登場
誰が花園を荒らしたか
涙香調と思軒調の間
文豪たちの探偵小説
快楽亭ブラックの快楽
シャーロック・ホームズの来日
押川春浪と冒険小説の時代
呉田博士のくれたもの
ルパンとジゴマ
中興の祖、谷崎潤一郎
佐藤春夫の憂鬱
江戸のホームズ見参
乱歩登場
乱歩変身
本格って何?
「ぷろふいる」の時代
探偵小説芸術論争
3人の評論家
「推理小説」の誕生
清張の時代
昭和から平成へ
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書誌情報
紙版
発売日
2010年11月26日
ISBN
9784062166218
判型
四六
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
354ページ
初出
『小説現代』2008年9月号~2010年8月号に連載。
著者紹介
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