福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説

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福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説

フクシマゲンパツジコハナゼオコッタカセイフジコチョウカクシンカイセツ

被害を拡大させた政府・東電・自治体の判断の誤りとは?メディアの誤解とは何か?   いまなお続く避難・除染の本当の悲劇とは? 畑村委員長はじめ、政府事故調の中心メンバーだった3人の著者が、膨大な調査報告書をベースに、報告書に書けなかった独自の視点も入れ、事故の核心に迫る!! 原発再稼働、進まない除染の問題にも一石を投じる書。


被害を拡大させた政府・東電・自治体の判断の誤りとは?
メディアの誤解とは何か?   
いまなお続く避難・除染の本当の悲劇とは? 

畑村委員長はじめ、政府事故調の中心メンバーだった3人の著者が、
膨大な調査報告書をベースに、
報告書に書けなかった独自の視点も入れ、
事故の核心に迫る!! 

原発再稼働、進まない除染の問題にも一石を投じる決定版!


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目次

第1章 東日本大震災と福島第一原発事故    
     原子力安全・災害対策の制度と仕組み/政府事故調の設置と活動 etc.
第2章 福島第一原発で起こったこと   
津波襲来から電源喪失までの経緯/事故は避けられたのか etc.
第3章 政府と地方自治体の失敗 
事前対策の不備/政府の緊急時対応の問題点 etc.
第4章 東京電力の失敗と安全文化 
東京電力の津波評価/東京電力の組織的問題 etc.
第5章 なぜ被害が拡大したか  
避難がもたらすもの/除染は可能か etc.
第6章 福島事故の教訓をどう生かすか
委員長所感/再稼働をどう考えるか etc.

書誌情報

紙版

発売日

2013年04月19日

ISBN

9784062182973

判型

A5

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

208ページ

電子版

発売日

2013年05月17日

JDCN

0621829700100011000W

著者紹介

著: 畑村 洋太郎(ハタムラ ヨウタロウ)

東京電力事故福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 元委員長 消費者安全調査委員会 委員長、東京大学名誉教授、工学博士 1941年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学教授を経て現職。専門は創造学、失敗学、危険学。著書に『失敗学のすすめ』(講談社)、『直観で学ぶ数学』(岩波書店)、『未曾有と想定外』(講談社現代新書)他多数。

著: 安部 誠治(アベ セイジ)

東京電力事故福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 元技術顧問 関西大学社会安全学部教授 1952年生まれ。大阪市立大学大学院博士課程中退。大阪市立大学商学部助教授などを経て、現職。専門は公益事業論と交通政策論。運輸安全委員会の業務改善有識者会議の座長などを務める。著書に『新幹線が危ない』(世界書院)など。

著: 淵上 正朗(フチガミ マサオ)

東京電力事故福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 元技術顧問 (株)小松製作所 顧問、東京大学非常勤講師、工学博士 1949年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。小松製作所取締役専務執行役員を経て現職。専門は建設機械、鋳造機械、産業ロボット。著書(共著)に本書の姉妹書にあたる『福島原発で何が起こったか 政府事故調技術解説』(日刊工業新聞社)など。

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