呉越春秋　湖底の城　第四巻

戦いの時！　復讎に燃える伍子胥は、参謀として楚との戦いに臨む。

父と兄を殺した楚に復讎を誓い国を追われた伍子胥は、呉の国で将軍・公子光の客となり、悲願達成の時を待つ。待望の第四巻。

『三国志』より六百年前、心躍る物語。

書誌情報

紙版

• 発売日: 2013年07月11日
• ISBN: 9784062184533
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,760円（本体1,600円）
• ページ数: 274ページ

初出

『小説現代』２０１２年８月号～２０１３年７月号

著者紹介

著： 宮城谷　昌光（ミヤギタニ　マサミツ）

１９４５年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎賞、『夏姫春秋』で直木賞、『重耳』で芸術選奨・文部大臣賞、『子産』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。 主な作品に、中国古代に材をとった歴史小説『管仲』『楽毅』『晏子』『王家の風日』『奇貨居くべし』『太公望』『三国志』『草原の風』と、日本の戦国時代を描いた『新三河物語』『風は山河より』がある。