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完全版 野蛮人のテーブルマナー
カンゼンバンヤバンジンノテーブルマナー
- 著: 佐藤 優
現代日本を生きるわれわれにこそ、「野蛮人」のヴァイタリティと智略が必要だ。スパイ活動を含む実際のインテリジェンスの技法を身につけた人をロシアでは「ラズベーチカ」といい、日本語に訳すと「野蛮人」となる。もともとは国家レベルの機能であるインテリジェンスの技法を個人に応用することで、情報収集や人脈構築、恋愛関係でもライバルを出し抜くことができるようになる、と著者は語る。
「野蛮人の技法」を身につけると、ビジネスパーソンでも学生でも、今持っている能力を2倍、3倍にすることができるのだ。
新社会人がどう実社会の混沌を生き抜いてゆくべきか、「知の巨人」にして諜報世界の第一人者、佐藤優が懇切丁寧に指南する新感覚のビジネス書である。
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目次
第一章 野蛮人脈を作るテーブルマナー
プロに無駄飯というものは存在しない
上手な生贄の選択法
酒・賭博・セックスの使い方
赤ワインには二つの顔がある
ロシア流飲酒術をあなどるな
第二章 騙されずに情報を取る技法
偽情報を掴まされないために
安心できる裏取りの技術
上手なカネの渡し方
インテリジェンスの記憶術入門
公開情報だけでも差はつけられる
「信義則を守る人」の評価を得るために
「つなぎ役」が運・不運の差を縮める
健全な組織には「AV体質」が必要だ
消耗しない六時間インプット読書術
第三章 危機からサバイバルする技法
最低最悪の懲罰とはなにか
毒殺のテーブルマナーが警告するもの
真の大物は、常に生命は危険
危機に役立つ動物行動学
余計な秘密は知らないでおく
究極の生き残り術
第四章 仕事の終わらせ方
憎まれないで嫌われる技法
逃げ出すタイミングの見つけ方
組織の生き残り本能に翻弄されないために
書誌情報
紙版
発売日
2014年05月29日
ISBN
9784062189514
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
ページ数
178ページ
初出
2006年9月から、2008年9月まで、月刊『KING』に連載された「野蛮人のテーブルマナー」を、初めて完全なかたちでまとめたもの。
著者紹介
1960年、東京都に生まれる。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。98年より外務本省国際情報局分析第一課主任分析官。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月執行猶予付有罪確定、2013年6月執行猶予期間満了。『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『獄中記』など著書多数。
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