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知られざる天皇明仁
シラレザルテンノウアキヒト
- 著: 橋本 明
「ご学友」が見た、悩み多き天皇の青春の日々が甦る。「世襲の職業はいやなものだね」と自らの将来を嘆く。同級生と猥談に興じながら、「一生、結婚できないかもしれない」と漏らす。ミッチーブームに際しては誹謗中傷も受けた美智子さまを守り、両親と離ればなれだった幼少期から、家庭を作ることを願う――。将来の天皇という、あらかじめ定められた運命のなかで、青年・明仁皇太子は何を学び、どう成長していったのか。
「ご学友」が見た、悩み多き天皇の青春の日々が甦る。
仲間に「チャブ」と呼ばれ、「世襲の職業はいやなものだね」と自らの将来を嘆く。同級生と猥談に興じながら、「一生、結婚できないのかもしれない」と漏らす。ミッチーブームに際しては誹謗中傷も受けた美智子さまを守り、両親と離ればなれだった幼少期から、家庭を作ることを願う――。
将来の天皇という、あらかじめ定められた運命のなかで、青年・明仁皇太子は何を学び、どう成長していったのか。
「生前退位」問題に揺れる今、人間・天皇の姿に迫る。
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目次
第一章 父と子
第二章 学習院初・中等科時代
第三章 学習院高等科――青年・皇太子の悩み
第四章 「立太子礼」を経て
第五章 世紀のご成婚ブーム
第六章 沖縄への想い
第七章 開かれた皇室に向けて
書誌情報
紙版
発売日
2016年10月12日
ISBN
9784062203012
判型
四六
価格
定価:2,035円(本体1,850円)
ページ数
298ページ
電子版
発売日
2016年10月28日
JDCN
0622030100100011000S
初出
本書は月刊誌「ざっくばらん」(並木書房発行)1977年1月1日号~1980年12月1日号まで掲載された連載「知られざる皇太子」を改題のうえ、加筆・修正したものです。
著者紹介
橋本明/昭和8(1933)年、横浜市生まれ。ジャーナリスト。昭和15年に学習院初等科に入学、以後、31年に学習院大学政経学部を卒業するまで、今上天皇の「ご学友」として身近に接する。 大学卒業後は共同通信社入社。社会部次長、外信部次長、ジュネーブ支局長、ロサンゼルス支局長、国際局次長、役員待遇、顧問などを歴任。 『平成の天皇』(文藝春秋)、『美智子さまの恋文』(新潮文庫)、『平成皇室論』(朝日新聞出版)など、天皇に関する著書多数
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