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国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室
クニヨシモシュンガモヨメルワカルハジメテノクズシジキョウシツ
- 著: 角田 恵理子

浮世絵、絵巻、名所図会、妖怪本などなど、見るだけでも十分に楽しめるが、添えた一文が読めたらグンと面白くなること請け合い! 大衆に向けた作の文字ならきっと読み易いはず。なかでも「遊び心のあるもの」や「絵が読みを助けてくれるもの」ならなおさら。
江戸時代の子供がテキストに使った「世帯道具尽し」、弥次喜多のパロデイ、オノマトペ満載の北斎の「蛸と海女」……。広く親しまれてきた作を取り上げ、著者独特の骨書きをたどって学ぶ。何度も眺めては繰り返す、展開の面白さに惹かれて読み進むうちにくずし字が身につきます。
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目次
はじめに
この本の使い方
Part 1 遊び心を読み解こう (国芳「みかけはこわいがとんだいい人だ」「人をばかにした人だ」、北斎「文字絵の小町」、藤本鉄石「文字絵の手紙」など)
Part 2 春画のささやきを聞く (北斎「蛸と海女」、春信「炬燵のふたり」、豆判「縁側で」など)
Part 3 元祖アニメ 絵巻が面白い (「病草紙 痔瘻の男」、「九相詩絵巻」、「百椿図」など)
Part 4 江戸の暮らしが見えてくる (広重「魚尽し」、国芳「童の手習い」、春英「妖怪の雛祭り」など)
Part 5 飾りの文字も読みたい (光悦・宗達「鶴下絵和歌巻」、「文字模様小袖」、「蒔絵源氏物語小箪笥など」)
巻末「くずし字バイブル・これだけ字典」
書誌情報
紙版
発売日
2016年12月16日
ISBN
9784062203746
判型
A5
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
128ページ
著者紹介
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