活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス

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活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス

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「嫌中」でもいい。日本にとっていま重要なのは、中国にどのように「対抗」するかではなく、中国をどう「活用」するかだ。そこに日本の未来はある。トランプ登場で内向きに変わるアメリカ党大会を控え、さらに権力集中、官僚の不作為が広まる中国一方で「親日」の「新しい中国人」は3億人超へ。激変する日米中関係、中国内部の問題から日本のチャンスを探る。


「嫌中」でもいい。
日本にとっていま重要なのは、中国にどのように「対抗」するかではなく、
中国をどう「活用」するかだ。
そこに日本の未来はある。

トランプ登場で内向きに変わるアメリカ
党大会を控え、さらに権力集中、官僚の不作為が広まる中国
一方で「親日」の「新しい中国人」は3億人超へ。

激変する日米中関係、中国内部の問題から
日本のチャンスを探る。


いま日本に必要な視点
● アメリカは日本の後ろ盾にはなりえない
● 習近平は中国の「トランプ」である
● 稀代の経済オンチの権力者のもと、すでにどん底にある中国経済の低迷は続く。さらに今年は5年に一度の党大会の年。粛清を恐れ、ますます官僚の不作為が蔓延、経済混迷化は深まる。
● 経済は低迷する中、中間層は拡大し3億人を超える。彼ら中間層は基本は「親日」。日本企業は中間層など「新しい中国」を相手にすべし。

日本を代表する現代中国ウォッチャーが、綿密な現地取材・分析をもとに、これからの日本の対中戦略を展望。


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  • 次巻

目次

はじめに
第1章 トランプ政権で激変する日米中関係
第2章 権力集中という最大リスク
第3章 混迷深まる中国経済
第4章 日本が付き合うのは「新しい中国」

書誌情報

紙版

発売日

2017年02月22日

ISBN

9784062204903

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

258ページ

電子版

発売日

2017年02月24日

JDCN

0622049000100011000C

著者紹介

著: 近藤 大介(コンドウ ダイスケ)

近藤大介(こんどう・だいすけ) 一九六五年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業後、講談社入社。中国、朝鮮半島を中心とするアジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在『週刊現代』編集次長。『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の『北京のランダムウォーカー』は三〇〇回を超え、日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。二〇〇八年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。『中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』『日中「再」逆転』『対中戦略』『「中国模式」の衝撃』他、著書多数。

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