
マイページに作品情報をお届け!
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」
チズカラケサレルマチサンイチイチゴノイッテハイケナイシンジツ
- 著: 青木 美希

貧困ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞など3賞受賞!
3.11から丸7年。報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは? メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情──。震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアの報じない「不都合な真実」!
3.11から丸7年。すっかり報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは?
現実を無視した「帰還」事業、弱き者への支援の打ち切り……メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情。
震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアが報じない「不都合な真実」!
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
はじめに
第1章 「すまん」──原発事故のため見捨てた命
第2章 声を上げられない東電現地採用者
第3章 なぜ捨てるのか、除染の欺瞞
第4章 帰還政策は国防のため
第5章 官僚たちの告白
第6章 「避難者いじめ」の真相
第7章 捨てられた避難者たち
エピローグ──忘れないこと、見続けること
書誌情報
紙版
発売日
2018年03月15日
ISBN
9784062209960
判型
新書
価格
定価:1,012円(本体920円)
通巻番号
2472
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社現代新書
著者紹介
青木美希(あおき・みき) 新聞記者。1997年、北海タイムス入社。北海タイムス休刊にともない、1998年9月に北海道新聞入社。旭川と札幌で勤務。札幌で警察担当のときに北海道警裏金問題(2003年11月から約1年のキャンペーン報道)を手がける。2010年9月、朝日新聞に入社し、東京本社社会部に所属。東日本大震災では翌日から現場で取材した。2011年9月に社会部から特別報道部へ。原発事故検証企画「プロメテウスの罠」などに参加。2013年、特別報道部の「手抜き除染」報道を手がける。取材班は新聞協会賞を受賞した。
オンライン書店一覧
関連シリーズ
-
六ヶ所村の記録
-
福島第一原発事故の「真実」
-
原発への警鐘
-
悲劇が進む 新版・四番目の恐怖
-
核兵器と原発
-
福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」
-
原発労働者
-
福島第一原発事故 7つの謎
-
福島原発 現場監督の遺言
-
原発労働記
-
原子力神話からの解放 -日本を滅ぼす九つの呪縛
-
裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす
-
放射能のことは、もう考えなくっていいって、誰が言った。
-
福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説
-
封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになる
-
原発報道とメディア
-
原発の倫理学
-
原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか
-
原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告
-
原発と陰謀──自分の頭で考えることこそ最高の危機管理
-
九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ
-
核兵器のしくみ
-
ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ
-
メルトダウン 連鎖の真相
-
メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故
-
Silent War 見えない放射能とたたかう
-
「核の今」がわかる本