フランス絵画の「近代」 シャルダンからマネまで

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フランス絵画の「近代」 シャルダンからマネまで

フランスカイガノキンダイシャルダンカラマネマデ

講談社選書メチエ

西欧絵画の権威「歴史画」は近代化の過程でいかに変質したか。画布に描かれたイメージ―性・裸体・東洋人―のはたす「社会的機能」とはなにか。
誰でも知っている名画をよみ直し、新たな鑑賞の視線を提案する。

【目次】

第一章 家庭という名のユートピア 母―女中―台所
  ―ジャン=シメオン・シャルダン
第二章 「理想的家族」の呪縛 母―父―息子―娘
  ―ジャン=オノレ・フラゴナール
  ―ジャン=バティスト・グルーズ
第三章 男女イメージの対比から女のイメージの消去へ
  ―ジャック=ルイ・ダヴィッド
第四章 戦争画における裸体 オリエンタリズムの問題
  ―アントワーヌ=ジャン・グロ
第五章 ロマン主義絵画の裸婦
  ―ユージェーヌ・ドラクロワ
第六章 裸婦の「織物」
  ―ジャン=ドミニック・アングル
第七章 歴史画の死と裸婦
  ―ギュスターヴ・クールベ
注・参考文献
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次


第一章 家庭という名のユートピア 母―女中―台所
  ―ジャン=シメオン・シャルダン
第二章 「理想的家族」の呪縛 母―父―息子―娘
  ―ジャン=オノレ・フラゴナール
  ―ジャン=バティスト・グルーズ
第三章 男女イメージの対比から女のイメージの消去へ
  ―ジャック=ルイ・ダヴィッド
第四章 戦争画における裸体 オリエンタリズムの問題
  ―アントワーヌ=ジャン・グロ
第五章 ロマン主義絵画の裸婦
  ―ユージェーヌ・ドラクロワ
第六章 裸婦の「織物」
  ―ジャン=ドミニック・アングル
第七章 歴史画の死と裸婦
  ―ギュスターヴ・クールベ
注・参考文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

1995年12月04日

ISBN

9784062580649

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

64

ページ数

238ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 鈴木 杜幾子(スズキ トキコ)

1945年生まれ。早稲田大学卒業。東京大学人文科学研究科博士課程修了。明治学院大学教授。専攻は西洋美術史。著書に、『画家ダヴィッド』(晶文社)、『ナポレオン伝説の形成』(筑摩書房)、訳書には、『アビ・ヴァールブルグ伝』(ゴンブリッチ著、晶文社)などがある。

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