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幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた
バクマツノサンシュウ カイシュウテッシュウデイシュウノイキカタ
- 著: 松本 健一

幕末から明治近代へ――新時代の「機」を読み切り、独創的な才覚を発揮した海舟。公への「誠」を通し、変わらず忠勤に励んだ鉄舟。主家への「忠」を貫き、隠棲の淵に身を投じた泥舟。時流の荒波にそれぞれの航跡を描いた、三舟の「生きかた」を考える。
【目次】
第一章 三舟とはだれか
1 政治家たちの参禅するところ
2 生きかたの三典型
第二章 幕末という時間
1 十五年刊の自己変革
2 西郷が勝に惚れた理由
第三章 江戸無血開城
1 泥と鉄の鍛えかた
2 駿府への使者
3 「公」に尽くす
第四章 明治における三舟
1 それぞれの公私
2 名誉の重み
3 鶴であろう
第五章 三舟と日本人
1 合理主義的な精神に
2 忠君愛国?のシンボル
おわりに 三舟の死にかた
参考文献
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
第一章 三舟とはだれか
1 政治家たちの参禅するところ
2 生きかたの三典型
第二章 幕末という時間
1 十五年刊の自己変革
2 西郷が勝に惚れた理由
第三章 江戸無血開城
1 泥と鉄の鍛えかた
2 駿府への使者
3 「公」に尽くす
第四章 明治における三舟
1 それぞれの公私
2 名誉の重み
3 鶴であろう
第五章 三舟と日本人
1 合理主義的な精神に
2 忠君愛国?のシンボル
おわりに 三舟の死にかた
参考文献
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1996年10月09日
ISBN
9784062580892
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
89
ページ数
222ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家。専攻は日本思想史。 京都精華大学教授をへて、麗澤大学国際経済学部教授。『北一輝論』(講談社学術文庫)、『開国のかたち』(毎日新聞社)、『われに万古の心あり』(新潮社)『近代アジア精神史の試み』(中央公論社)など著書多数。
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