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ギリシア文明とはなにか
ギリシアブンメイトハナニカ
- 著: 手嶋 兼輔

オリエント・ギリシアを包含する「東地中海文化圏」の視点から独自の史観を展開
地中海世界は「東」と「西」に分かれている。ギリシア文明は、エジプト・ペルシアなどオリエント「先進国」のはざまのローカルな「東地中海文明」だった。その小さなギリシアが歴史の僥倖によりオリエントを征服し、西洋文明の源泉となる。「自由」と「海」の小さな文明が歴史に残した偉大な足跡を辿る。
【目次】
はじめに
序 章 地中海の古代──ペルシア戦争前
第一章 ギリシア対エジプト・ペルシア
1 エジプト・ギリシア
2 ペルシア戦争
3 内戦
4 クセノポン
5 傭兵
第二章 アレクサンドロス
1 ギリシア統一
2 オピス演説
3 富と文明
4 跪拝礼
5 弟子と師
第三章 ギリシア対ローマ
1 東地中海文化圏
2 カトー
3 ポリュビオス
4 「新」「旧」ギリシア
5 ユダヤ・ローマ・ギリシア
終 章 生き残る文化圏──西と東のローマ
おわりに
参考文献
関連年表
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目次
はじめに
序 章 地中海の古代──ペルシア戦争前
第一章 ギリシア対エジプト・ペルシア
1 エジプト・ギリシア
2 ペルシア戦争
3 内戦
4 クセノポン
5 傭兵
第二章 アレクサンドロス
1 ギリシア統一
2 オピス演説
3 富と文明
4 跪拝礼
5 弟子と師
第三章 ギリシア対ローマ
1 東地中海文化圏
2 カトー
3 ポリュビオス
4 「新」「旧」ギリシア
5 ユダヤ・ローマ・ギリシア
終 章 生き残る文化圏──西と東のローマ
おわりに
参考文献
関連年表
書誌情報
紙版
発売日
2010年08月12日
ISBN
9784062584791
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
478
ページ数
260ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625847900100011000T
著者紹介
1946年生まれ。東京大学文学部卒業後、ギリシアへ。在アテネ日本大使館勤務の後、北海道大学文学部大学院言語学研究科博士課程修了。東北芸術工科大学教授を退職後、現在は北海道で晴耕雨読の日々を送る。専門は、西洋古典文学。著書に『海の文明ギリシア』が、訳書にエウリピデス『メディア』(日本文化財団)がある。
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