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中国「反日」の源流
チュウゴクハンニチノゲンリュウ
- 著: 岡本 隆司

倭寇の時代から現代まで
歴史が明かす「反日」の本質!
たんに「愛国」ということなら、日本人の多くも異存はない。日本にもナショナリズムはある。いわばおたがいさまのものである。自尊の意識なのだから、それがある程度の排外をともなうのも、常識の範囲内であろう。しかし中国の場合、現代日本人がわからないのは、まず日本がその排外の対象となり、それがいっこうに改まらないことにある。「愛国」が「反日」とイコールでむすびつき続ける中国人の心情と思考が、不可解かつ不気味なのである。――<本書プロローグより>
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目次
第1部 「近世」の日本と中国
第1章 東アジアの18世紀
第2章 統治のしくみ
第3章 明から清へ
第4章 マクロな動向
第2部 「近代」の幕開け
第5章 19世紀をむかえて
第6章 西洋近代との邂逅
第7章 開港と開国
第8章 動乱の時代
第3部 近代日中の相剋
第9章 近代日清関係の始動
第10章 日清対立の深化
第11章 「洋務」の時代
第12章 愛国反日の出発
書誌情報
紙版
発売日
2011年01月13日
ISBN
9784062584906
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
489
ページ数
260ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
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