中国人を理解する30の「ツボ」

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中国人を理解する30の「ツボ」

チュウゴクジンヲリカイスルサンジュウノツボカンガエスギルニホンジンヘ

講談社+α新書

なぜ、お互いにうまくいかなかったのか! 長い間、日中のギャップと向かい合ってきた中国人の著者が、自らの生活体験から見えてきた日中理解のツボを明かす! ●日本人のツボ、中国人のツボ●「人情」のツボをくすぐる●「メンツ」の心理●中国人的ノンビリ性●「情」と「理」の衝突●免許証をお金で買う●中間世代の親たちのストレス●インターネットで故人を偲ぶ!? ●徹底した能力主義●日中共通の「指示待ち族」


中国人のアタマ、ここを押せば、必ず見えてくる!!
なぜ、お互いにうまくいかなかったのか!長い間、日中のギャップと向かい合ってきた中国人の著者が、自らの生活体験から見えてきた日中理解のツボを明かす!!

この本は中国と日本の客観的な文化の比較や批評というよりも、私の周辺の中国の人々、日本の人々の顔を一人ひとり思い浮かべながら、実際に体験してきたゴマ粒のような出来事、疑問、呟(つぶや)きを拾い集めたものです。一衣帯水の日本と中国を、理念的な国と国との関係、文化論として読み取るのではなく、そこに住む一人ひとりの人間、そこで日々営まれている暮らしそのものから理解する。これが私自身の「理解の道筋」であり、同時にこの本が目指す内容、そう考えています。いま思うと、まだ20代だった私が、最初の日本への公費留学の直後に中国の新聞などに寄稿した日本人像、日本文化の紹介はあまりに表面的、幼稚であると赤面の思いがします。やはり偏見を超えた理解のためには、それなりの経験と時間が必要だったように思います。

●日本人のツボ、中国人のツボ
●「人情」のツボをくすぐる
●「メンツ」の心理
●中国人的ノンビリ性
●「情」と「理」の衝突
●免許証をお金で買う
●中間世代の親たちのストレス
●インターネットで故人を偲ぶ!?
●徹底した能力主義
●日中共通の「指示待ち族」


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目次

「ご飯食べましたか?」
近くて遠い国
衝突を避けない人間関係の在り方
無畏の民

第一章 「人情」のツボをくすぐる
中国人は商売上手!?
生真面目な日本人のいら立ち
コラム③ もう一つの「乾杯!」
コラム④ 酒席のタブー
「情」と「理」の衝突
日中間の大きなギャップ
「メンツ」と「人情」

第二章 暮らしの基本のツボを知る!
名前を自由に変えられる中国
「トイレがない!」
「土足厳禁」の不思議
南方人と北方人、大きな違い
なんと十五時間以上立ちっぱなし
免許証をお金で買う

第三章 日本の芝生も中国の芝生も、青く見える
時代遅れな若者
チャイナドレスの復活
女性の鑑のような日本女性!?
「丁客族=ディンクス」
中間世代の親たちのストレス
日中の「弔い」の習慣
なぜ? という憤りと疑問

第四章 厳しい教育社会は何をもたらすのか
日本人留学生の驚き
徹底した能力主義
コラム⑤ 中国の学校制度
「パソコン」がキーワードに
奮闘するじいちゃん、ばあちゃん
「受験型」の選抜教育

あとがき

書誌情報

紙版

発売日

2004年08月25日

ISBN

9784062722667

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2012年10月05日

JDCN

0627226600100011000D

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