他人の力を借りていいんだよ 「縁生」で生きなおす仏教の知恵

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他人の力を借りていいんだよ 「縁生」で生きなおす仏教の知恵

ヒトノチカラヲカリテイインダヨエニシデイキナオスブッキョウノチエ

講談社+α新書

1人で背負い込まないで。ページを繰るごとに煩悩、執着から自由になる心の瞑想――私たちはだれ一人、一人ぼっちの存在ではない、ということです。すべてのいのちがつながって、この宇宙を構成しています。だから、あなたの痛みはだれかの痛みです。だれかの痛みは私の痛みです。その痛みを癒すためにそばにいるだれかの力が必要ならば、どうぞ遠慮せず、手を伸ばしてその助けを求めればいいのです。


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目次

第一章 見えないものへの感受性──家庭の価値
 家庭は心のリセットの場
 食事は「足るを知る」修行
 精進料理と医食同源
 三つ子の魂
 待つ、堪える、修復する
 両親ともある父性と母性
 人間の「自立」が遅いわけ
 「良質な父性」不足の現代家庭
 「タッチング」のすすめ
 重要な幼児期の宗教体験
 信仰心や感受性を育てる
 祖父母の価値
 他
第二章 家庭でできる小坊主修行──「子ども時代」の意味
 「小坊主修行」のススメ
 子の力をもっと借りていい
 不便の効能
 子どもの「生きる力」を奪うもの
 父と子の絆、困難に打ち克つ体験
 子を「数字」で見る親
 他
第三章 傷ついてもいい、弱くてもいいんだよ──青年期の苦悩
 人生に「飛び級」はない
 若者が引きこもるのはなぜなのか
 真冬の飛騨千光寺での合宿
 孤高の「夜回り先生」
 リストカットは心の叫び
 「虐待リスカ」からの帰還
 親も子も、一人で抱え込むな!
 魂は、ちょっと躓くことがある
 お寺で魂の痛みを乗り越える
 他
第四章 人生の水先案内人を探す──働き盛りの葛藤
 「休めない」のはなぜなのか?
 人生の四つの段階
 「肩の荷を下ろす」ということ
 ストレスを緩和する方法
 「自己覚知」と「他者理解」
 「同行二人」のソウルメイト
 限界に直面した企業戦士
 苦しみは互いに分かち合う
 五分間、瞑想をしてみよう
 「水に流す」仏教の知恵
 他
第五章 人生に定年はない──林住期を生きる
 “坊さん”は生涯現役
 定年後は「魂の還元」をするとき
 「夫婦」を再構築する
 自分を高めていく生き方
 お釈迦さまが残した老いの心構え
 老人だからできること
 「長老」「老師」「導師」
 「困った老人」の本音
 他
終 章 「執着」を手放すとき
 失われた可能性にこだわる人々
 「所有」の嘘
 世のすべては「預かり物」
 死後体験と瞑想体験
 他

書誌情報

紙版

発売日

2007年06月22日

ISBN

9784062724432

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2014年03月14日

JDCN

0627244300100011000X

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