ラテンに学ぶ幸せな生き方

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ラテンに学ぶ幸せな生き方

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講談社+α新書

WHOの出している自殺率の国際比較では、自殺率の低い国として、ラテンアメリカ諸国がずらりと並んでいます。「無縁死」という事態も、ラテンアメリカではほとんど考えられないと、私の当地の友人たちは言います。ラテンアメリカ人の生活満足度が高く、少なくとも、日本人やアメリカ人よりは、ぶっちぎりに「幸福に生きている」ということは、まぎれもない事実のようです。 そして何より、統計を見るまでもなく、ラテンアメリカに暮らした経験のある人なら、明らかにそのことを体感しています。皮肉な見方をすれば、・おめでたい・のかもしれませんが、彼らがほんとうに・幸せ・に生きていることを。


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目次

プロローグ 世界一幸せな国、世界一豊かな国
第1章  褒めて、褒めて、褒めまくるラテン系
第2章  「引きこもり」を生まないラテン系
第3章  「絆」こそラテンのセーフティネット
第4章  歌って踊って政治を変えるラテン系
第5章  キリギリスが幸せになれる国

書誌情報

紙版

発売日

2010年07月21日

ISBN

9784062726658

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

184ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介

著: 八木 啓代(ヤギ ノブヨ)

やぎ・のぶよ 1962年、大阪府に生まれる。歌手、作家、エッセイスト。ソロ歌手として中南米で活躍。現地でCDをリリースし、国際フェスティバルなどでも高い評価を受け、メキシコと東京を行き来する生活を送っている。 著書には『禁じられた歌―ビクトル・ハラはなぜ死んだのか』(晶文社)、『パンドラ・レポート―喝采がお待ちかね』(光文社)、『ラテン女のタフで優雅な生き方』(大和出版)、『危険な歌―世紀末の音楽家たちの肖像』(幻冬舎文庫)、『ラテンアメリカくいしんぼひとり旅』(光文社文庫)、共著に『キューバ音楽』(青土社)などがある。

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