日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路

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日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路

ニホンノシャカイヲウメツクスカエルオトコノマツロ

講談社+α新書

大反響を巻き起こした『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』(講談社+α新書)の第二弾にして姉妹作!タガメ女に箍めとられてカネと社会的リソースを搾取される「カエル男」たちが、日本の政治、経済を動かし、部下や下請け会社、取引先といった周囲の関係者を搾取の”倍返し”で支配するさまを、豊富なケーススタディをもとに紐解く。


大反響を巻き起こした『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』(講談社+α新書)の第二弾にして姉妹作!
タガメ女に箍めとられてカネと社会的リソースを搾取される「カエル男」たちが、日本の政治、経済を動かし、部下や下請け会社、取引先といった周囲の関係者を搾取の”倍返し”で支配するさまを、豊富なケーススタディをもとに紐解く。ビッグデータ、グローバル化がいかに進行しようとも、日本の男たちの「カエル男」的体質が変わらない限り、日本は失速し続け、ますます家庭生活は生きづらくなる構造矛盾を撃つ!!


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目次

はじめに 「タガメ女」と「カエル男」の相互執着
第一章 「カエル男」とは何か
改訂版・カエル男チェックポイント/終身雇用、国債……「しがみつかれ」「しがみつく」の繰り返し/「被害者」というポジションに安らぎを感じる/安倍晋三、菅直人……日本の首相はカエル男
第二章 カエル男のつくられかた
お受験ママと理解あるパパの不気味/「プレジデントファミリー」はタガメ&カエルの縮図/「リビングで勉強」という監視教育/イオンモールが地方に拡散するタガメ王国
第三章 なぜ「半沢直樹」は妻に頭が上がらないのか
第四章 カエル道をつらぬく男たちの諦めと悟り
第五章 「カエル男」を拒否した男たちの末路
第六章 「カエル男」にならない、「カエル男」をつくらない生き方

書誌情報

紙版

発売日

2013年11月21日

ISBN

9784062728263

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2014年04月04日

JDCN

0627282600100011000R

著者紹介

著: 深尾 葉子(フカオ ヨウコ)

1963年、大阪府生まれ。1987年、大阪市立大学大学院前期博士課程東洋史専攻修了。大阪外国語大学助手、講師、准教授を経て、現在、大阪大学大学院経済学研究科准教授。その間、国立民族学博物館共同研究員、東京大学情報学環客員助教授 、日本文化研究センター共同研究員などを兼任する。  主に中国内陸農村部における環境問題の社会的歴史的分析を手がける。福島原発事故後は、日本社会の共同体幻想の自壊を指摘し、「魂の脱植民地化」を提唱する。著書には『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』(講談社+α新書)がある。

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