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三国演義 第二巻
サンゴクエンギダイ2カン
- 著: 安能 務

諸葛孔明、いよいよ登場。関羽と張飛は孔明を小ばかにし、あんなへぼ軍師を劉備が招くと聞いて、冷やかな反応をする。にもかかわらず劉備は「三顧の礼」を尽くして迎えいれる。その真の狙いは何か。経綸に秀(すぐ)れた劉備と軍師のコンビが、大活躍する秘密を明かす。道教の視点から描き直した抜群のおもしろさ!
諸葛孔明、いよいよ登場。智略の秘密は?
諸葛孔明、いよいよ登場。関羽と張飛は孔明を小ばかにし、あんなへぼ軍師を劉備が招くと聞いて、冷やかな反応をする。にもかかわらず劉備は「三顧の礼」を尽くして迎えいれる。その真の狙いは何か。経綸に秀(すぐ)れた劉備と軍師のコンビが、大活躍する秘密を明かす。道教の視点から描き直した抜群のおもしろさ!
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目次
第二十一回 曹操は酒を煮めて英雄を論じ 関公は城を賺って車冑を斬る
第二十二回 袁曹は各に馬歩の三軍を起こして 関張は共に王劉の二将を擒にする
第二十三回 禰正平裸衣にして賊を罵り 吉太医毒を下して刑に遭う
第二十四回 曹操兇を行って貴妃を殺し 劉皇叔敗走して袁紹に投ず
第二十五回 土山に屯して関公三事を約し 白馬を救って曹操重囲を解く
第二十六回 袁本初は兵を敗り将を折って 関雲長は印を掛け金を封ずる
第二十七回 美髯公は千里を単騎で走りて 漢寿亭侯は五関に六将を斬る
第二十八回 蔡陽を斬って関雲長溜飲を下げ 古城に会して兄弟再び義に聚る
第二十九回 小覇王怒りて于吉を斬り 碧眼児坐して江東を領す
第三十回 官渡に戦って袁紹は敗績し 烏巣を劫って曹操粮を焼く
第三十一回 曹操は倉亭に袁紹を破り 玄徳は荊州の劉表に依る
第三十二回 冀州を奪って袁尚鋒を争い しょう河を決して許攸計を献ず
第三十三回 曹丕は乱に乗じて甄氏を納とり 郭嘉は計を遺して遼東を定める
第三十四回 蔡夫人は屏を隔てて密語を聴き 劉皇叔は馬を躍せて檀渓を越ゆ
第三十五回 玄徳は南しょうで隠淪に逢い 単福は新野で英主に遇う
第三十六回 玄徳は計を用いてしゆう城を襲い 元直は馬を走らせ諸葛を薦む
第三十七回 司馬徽は再び名士を薦めて 劉備は三たび草廬を顧れる
第三十八回 三分を定めて隆中に策を決し 長江に戦いて孫氏仇を報ずる
第三十九回 荊州城に公子は三たび計を求めて 博望坡で軍師は初めて兵を用いる
第四十回 蔡夫人荊州を献ぜんと議りて 諸葛孔明火にて新野城を焼く
書誌情報
紙版
発売日
2001年03月15日
ISBN
9784062730945
判型
A6
価格
定価:734円(本体667円)
ページ数
408ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年06月17日
JDCN
0627309400100011000U
初出
単行本は’98年11月、講談社より刊行。