三国演義 第五巻

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三国演義 第五巻

サンゴクエンギダイ5カン

講談社文庫

漢王朝の慟哭(どうこく)がきこえる。有名な「出師(すいし)の表」には、孔明の悲痛な叫びが盛りこまれている。張飛は殺害され、劉備も白帝城に没す。桃園で誓いを立てた3人はすでに亡い。さらに趙雲の死も伝えられる。孔明は、軍令に反した馬謖を泣いて斬り、蜀の再興に向け規律をただす。軍師の活躍を生き生きと描く決定版〈三国志〉。


孔明、泣いて馬謖(ばしょく)を斬る〈蜀〉の運命は?
張飛は殺害され、劉備も白帝城に死す。さらに趙雲の死も伝えられる。

漢王朝の慟哭(どうこく)がきこえる。有名な「出師(すいし)の表」には、孔明の悲痛な叫びが盛りこまれている。張飛は殺害され、劉備も白帝城に没す。桃園で誓いを立てた3人はすでに亡い。さらに趙雲の死も伝えられる。孔明は、軍令に反した馬謖を泣いて斬り、蜀の再興に向け規律をただす。軍師の活躍を生き生きと描く決定版〈三国志〉。


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目次

第八十一回 兄の讎をうち急ぐ張飛は害に遇い 弟の恨みを雪ぐに先主は兵を興す
第八十二回 孫権は魏に降って九錫を受け 先主は呉を征して六軍を賞す
第八十三回 おう亭に戦った先主は讎人を得て 江口を守った書生は大将と拝る
第八十四回 陸遜は営を焼くこと七百里 孔明は巧みに八陣図を布く
第八十五回 劉先主は遺詔して孤児を託し 諸葛亮は安居して五路を平ぐ
第八十六回 張温を難じて秦ふくは天弁を逞し 曹丕を破るに徐盛は火攻を用う
第八十七回 南寇を征つに丞相は大師を興し 天兵に抗う蛮王は初めに執を受く
第八十八回 瀘水を渡りて再び蕃王を縛し 詐降と識りて三度孟獲を擒る
第八十九回 武郷侯は四番計を用いて 南蛮王は五次擒りに遭う
第九十回 巨獣を駆って六たび蛮兵を破り 藤甲を焼いて七たび孟獲を擒る
第九十一回 瀘水に祭って漢相は師を班し 中原を伐つに武侯は表を上る
第九十二回 趙子龍は力めて五将を斬り 諸葛亮は智もて三城を取る
第九十三回 姜伯約は孔明に帰降して 武郷侯は王朗を罵り殺す
第九十四回 諸葛亮は雪に乗じて羌兵を破り 司馬懿は日を剋めて孟達を擒る
第九十五回 馬謖は諫めを拒みて街亭を失い 武侯は琴を弾じて仲達を退ける
第九十六回 孔明は涙を揮って馬謖を斬り 周魴は髪を断って曹休を賺く
第九十七回 魏国を討つに武侯は再び表を上り 曹兵を破るに姜維は詐書を献ずる
第九十八回 漢軍を追うて王双は誅を受け 陳倉を襲うて武侯は勝を取る
第九十九回 諸葛亮は大いに魏兵を破り 司馬懿は入りて西蜀に寇す
第一百回 漢兵は寨を劫うて曹真を破り 武侯は陣を闘せて仲達を辱む

書誌情報

紙版

発売日

2001年05月15日

ISBN

9784062731256

判型

A6

価格

定価:734円(本体667円)

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2016年06月17日

JDCN

0627312500100011000T

初出

単行本は’99年3月、講談社より刊行。

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