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記憶の果て
キオクノハテ
- 著: 浦賀 和宏

親父が死んだ。自殺だった。俺は安藤直樹。親父が残したパソコンのなかにいるのは裕子。いや違う、あれは単なるプログラムにすぎない。でもプログラムに意識が宿ったのならば……。いったい彼女は何者なんだ! 徹底した方法意識に貫かれたテクストが読者を挑発する、第5回メフィスト賞に輝くデビュー作。(講談社文庫)
本書は先行作品に対する敬意ある挑発である。――京極夏彦
第5回メフィスト賞受賞作
親父が死んだ。自殺だった。俺は安藤直樹。親父が残したパソコンのなかにいるのは裕子。いや違う、あれは単なるプログラムにすぎない。でもプログラムに意識が宿ったのならば……。いったい彼女は何者なんだ! 徹底した方法意識に貫かれたテクストが読者を挑発する、第5回メフィスト賞に輝くデビュー作。
書誌情報
紙版
発売日
2001年08月10日
ISBN
9784062732284
判型
A6
価格
定価:1,047円(本体952円)
ページ数
600ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
備考参照