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救急精神病棟
キュウキュウセイシンビョウトウ
- 著: 野村 進

緊急治療を要する精神病患者に24時間取り組む病院の真実! 日本初、救急の精神病患者を専門に受け入れ治療する千葉県精神科医療センターを3年間にわたり密着取材。「精神科救急」と呼ばれる医療の現場をあますところなく精密に活写した。24時間態勢で最前線に立つ医師、看護師たちの闘いと苦悩と喜び、新薬の登場、そして精神科医療の大変革を描く渾身のノンフィクション。
日本初、救急の精神病患者を専門に受け入れ治療する千葉県精神科医療センターを3年間にわたり密着取材。
「精神科救急」と呼ばれる医療の現場をあますところなく精密に活写した。
24時間態勢で最前線に立つ医師、看護師たちの闘いと苦悩と喜び、新薬の登場、そして精神科医療の大変革を描く渾身のノンフィクション。
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目次
文庫版のためのまえがき
プロローグ
第一章 入院
第二章 回診
第三章 病棟
第四章 深夜勤
第五章 記憶喪失
第六章 神様
第七章 精神病と脳
第八章 生還者
第九章 通電療法
第十章 強迫
第十一章 精神科救急
第十二章 医療と司法
第十三章 看護士
第十四章 自殺
第十五章 家族
第十六章 昏迷
第十七章 薄明
エピローグ
あとがき
【対談】夏樹静子(作家)×野村 進
書誌情報
紙版
発売日
2010年01月15日
ISBN
9784062765633
判型
A6
価格
定価:922円(本体838円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年12月11日
JDCN
0627656300100011000H
初出
2003年10月に小社より刊行された「救急精神病棟」に加筆・修正したうえで、2007年に講談社+α文庫に収録されたものを再文庫化したもの。
著者紹介
1956年、東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科中退。'78年~'80年、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学に留学。帰国後、'81年に『フィリピン新人民軍従軍記』(講談社+α文庫)を発表。アジア・太平洋地域、先端医療、メディア、事件、人物・企業論などの分野で取材と執筆を続けてきた。'97年、『コリアン世界の旅』(講談社文庫)で第28回大宅壮一ノンフィクション賞と第19回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。'99年、『アジア 新しい物語』(文春文庫)で第11回アジア・太平洋賞を受賞。朝日新聞、読売新聞の書評委員を歴任。現在、拓殖大学国際学部教授。主な著書に『日本領サイパン島の一万日』(岩波書店)、『千年、働いてきました』(角川oneテーマ21)、『調べる技術・書く技術』(講談社現代新書)などがある。
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