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コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
コロボックルモノガタリ1ダレモシラナイチイサナクニ

私たちが、すっと読み継いでいきたい物語。250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊! ーーびっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日、小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作。<全6巻>
◎「久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった。」<梨木香歩「解説」より>
◎「初版が出て五十一年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は八十歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。」<佐藤さとる>
◎「これが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。」<村上勉>
ⒸAiko Sato
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書誌情報
紙版
発売日
2010年11月12日
ISBN
9784062767989
判型
A6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
296ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2021年02月19日
JDCN
06A0000000000182276G
初出
「だれも知らない小さな国」は1959年自費出版ののち、小社より刊行された。本書は1980年に刊行された青い鳥文庫と、1985年に児童局より刊行された単行本をもとに文庫化したもの。