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リアライン・トレーニング <下肢編> -関節のゆがみ・骨の配列を整える最新理論-
リアライントレーニングカシヘンカンセツノユガミホネノハイレツヲトトノエルサイシンリロン
- 著: 蒲田 和芳
鍛える前に整える!〈ReaLine Before Training〉
〈体幹・股関節編〉に続く第2弾。カラー版。
【東芝ブレイブルーパス リーチマイケル選手 推薦!!】
「リアライン」とは、関節のアライメントや動きの異常を見極め、解消していくための理論と手法。
理学療法士としてオリンピックに帯同した経験を持ち、多くのスポーツ選手のリハビリテーションに携わってきた蒲田和芳が提唱し、実践している新しいトレーニング理論です。
「リアライン・トレーニング」は、野球、ラグビー、バレーボール、ゴルフなど、各競技界で急速な広がりを見せ、
世界で戦うアスリートの新常識となっています。
もちろん、アスリートだけでなく、一般スポーツ愛好者や高齢者の関節の不調にも対応。
その考え方や具体的手法をカラー図版を多用し説明します。
スキルアップを目指す、理学療法士、トレーナーのためのバイブルとなる一冊です。
【まえがきより】
「リアライン」とは「アライメント」を「整える」という意味です.「アライメントalignment」とは骨の配列のことであり,骨の配列が崩れた状態を「マルアライメントmalalignment」,「リアラインrealign」はマルアライメントを正常な状態に向けて修正することを意味します.
本書はこのようなマルアライメントがもたらす身体機能の低下を経験し,その原因を知ることなく引退に追い込まれる選手の治療経験から生まれました.そして,本書を多くの選手や指導者に読んでいただくことで,より多くの選手に競技生活を全うしていただきたいという思いから,本書の執筆を企画するに至りました.外傷後はもちろん,できれば外傷を経験する前にリアライン・トレーニングを行っていただけることを強く願っています.また,若く,将来有望なアスリートには,現在の好調の陰で徐々に進行していくマルアライメント対策を十分に行っていただきたいと思っています.
【目次】
序章 リアライン・トレーニングとは
第1章 膝関節
第2章 足関節
第3章 足部
第4章 下肢のグローバル・リアライン
ⒸKazuyoshi Gamada
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目次
序章 リアライン・トレーニングとは
A.リアライン・コンセプト とは
B.リアライン・セラピー
C.リアライン・トレーニング
第1章 膝関節
1.1 背景
A.膝関節の機能的特徴と構造
B.膝関節の外傷とマルアライメント
1.2 膝関節の不調とマルアライメント
1.3 スポーツパフォーマンス向上に必要な膝関節機能
A.膝関節アライメント
B.膝関節キネマティクス
C.軟部組織の滑走性と正常可動域
D.十分な筋機能(筋力)
E.対症療法
1.4 膝関節のリアライン・トレーニングの構成
1.5 ローカル・リアライン
A.徒手療法(マニュアル・リアライン)
B.補装具療法(リアライン・デバイス)
C.運動療法(リアライン・エクササイズ)
D.特殊な結果因子(病態,組織損傷)に対するローカル・リアライン
1.6 ローカル・スタビライズ
第2章 足関節
2.1 背景
A.足関節のスポーツ外傷
B.足関節のマルアライメント
2.2 足関節の不調とマルアライメント
2.3 スポーツパフォーマンス向上に必要な足関節機能
A.足関節のマルアライメント
B.不安定性
C.キネマティクス
D.軟部組織の滑走性と正常可動域
E.十分な筋機能(筋力)
F.疼痛消失
2.4 足関節のリアライン・トレーニングの構成
2.5 ローカル・リアライン
A.徒手療法(マニュアル・リアライン)
B.補装具療法(リアライン・デバイス)
C.運動療法(リアライン・エクササイズ)
D.特殊な結果因子(病態,組織損傷)に対するローカル・リアライン
2.6 ローカル・スタビライズ
第3章 足部
3.1 背景
A.足部の機能
B.足部のマルアライメント
3.2 足部の不調とマルアライメント
3.3 スポーツパフォーマンス向上に必要な足部機能
A.足部のマルアライメント
B.足部アーチタイプの分類
C.不安定性
D.キネマティクス
E.軟部組織の滑走性と正常可動域
F.十分な筋機能(筋力)
G.疼痛消失
3.4 足部のリアライン・トレーニングの構成
3.5 ローカル・リアライン
A.徒手療法(マニュアル・リアライン)
B.補装具療法(リアライン・デバイス)
C.運動療法(リアライン・エクササイズ)
D.特殊な結果因子(病態,組織損傷)に対するローカル・リアライン
3.6 ローカル・スタビライズ
第4章 下肢のグローバル・リアライン
4.1 背景
A.動的マルアライメントと関節へのストレス
B.力学的ストレスと組織損傷
C.股関節伸展を伴う動作,股関節屈曲を伴う動作
4.2 動作別マルアライメントとリアラインのポイント
A.歩行
B.走行
C.スクワット・ジャンプ
4.3 グローバル・リアライン
基礎編
応用編
書誌情報
紙版
発売日
2021年06月07日
ISBN
9784062806633
判型
B5
価格
定価:3,520円(本体3,200円)
ページ数
170ページ
電子版
発売日
2021年06月07日
JDCN
06A0000000000325858R
著者紹介
株式会社 GLAB 代表取締役(学術博士、理学療法士、日本スポーツ協会アスレティックトレーナー)。 1991年 東京大学教育学部 体育学科 卒業、1998年 東京大学大学院 総合文化研究科(後期課程)身体運動科学専攻修了。横浜市スポーツ医科学センター整形診療科 理学療法室長、コロラド大学ヘルスサイエンスセンター 整形外科バイオメカニクス研究室(ポスドクフェロー)、フロリダ大学機械・航空工学科 整形外科バイオメカニクス研究室(リサーチフェロー)などを経て、2006年広島国際大学保健医療学部 准教授、2013年より同大学総合リハビリテーション学部准教授。2015年同学部 教授(~2020年3月)。2008年より株式会社GLAB 代表取締役。 アトランタオリンピック、シドニーオリンピックにJOC本部医務班(理学療法士)として帯同。「からだの歪みを科学する」をテーマに、アスリートのリハビリ、仙腸関節痛の治療法研究・開発、産後の不調の治療法開発、若手セラピストの教育、リーダー養成、医療機関での臨床研究、そしてスポーツ現場での外傷予防研究を進めている。
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